授業テーマ
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英文法、その意味と形
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授業のねらい・到達目標
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「お茶が入りましたよ」と「お茶を入れましたよ」とでは聞き手が受けとる印象が異なるように、文の形式は話し手の気持ち(心的態度)と深く結びついています。そして、このことは特に動詞の形式の場合に顕著です。この授業では、英語の動詞にかかわる時制・相・法性に着目し、個々の動詞表現を通して話し手が何を伝えようとしているのかを探っていきます。同時に、英文学科の学生であれば知っておかなければならない英語学的素養を身につけることもねらいとします。
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授業の方法
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講義形式で授業を進めていきます。教科書、および、ハンドアウトを使用し、授業計画に挙げられた項目を1つずつわかりやすく解説していきます。また、受講者のみなさんには著書や論文の一部を精読(時に説明)してもらいます。質疑応答を通して、活発な授業になることを期待しています。
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履修条件
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なし
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事前学習・授業計画コメント
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事前に配布されたハンドアウト、および、教科書の該当箇所を熟読してくること。授業では、時制(現在・過去・未来表現)と相(進行相・完了相)に関する文法現象を中心に学習していきます。時間に余裕があれば、法性(助動詞・仮定法・命令法)などにも触れる予定です。
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