科目名  地域研究4
          地域研究4
  
2 単位  
 
 
2~4 年  
後期 
選択 
教員名  青木 一能 
授業テーマ
中東世界の展開-中東紛争とイスラーム原理主義 
授業のねらい・到達目標
中東世界の風土的特徴を論じた上で、そこで生まれる文化や宗教、そして歴史的な展開を言及する。さらに現在の中東世界の政治の展開軸たる主要な問題、すなわち中東紛争とイスラーム原理主義の発生の背景と影響を取り上げる。そのなかで日本や世界に与える中東問題の影響についても言及する。 
授業の方法
映像器機などを用いて講義するが、指定した参考書を熟読することが望まれる。受講生は参考書の内容について必要に応じてレポート提出が求められることもある。 
履修条件
私語、飲食、居眠りなど授業に支障を来す行為は厳に慎んで欲しい。 
事前学習・授業計画コメント
中東情勢に関しては日々報道されているので、それらを常に注目することと、さらに指定した文献の講義前・後の熟読は必要である。 
授業計画
1
中東世界の特徴①-乾燥と自然の相互作用 
2
中東世界の特徴②-華やかな文明の発祥地 
3
中東世界の特徴③-絶対唯一信仰の発生の背景 
4
ユダヤ人とユダヤ教-流浪の民の歴史 
5
ディアスポラとシオニズム 
6
第一次世界大戦と中東紛争 
7
第四次中東戦争と石油危機 
8
イラン革命とイスラーム原理主義の台頭 
9
イスラーム原理主義と現状変革エネルギー 
10
NY同時多発テロ事件はなぜ起こったか。 
11
21世紀における「新たな戦争」 
12
中東世界と日本 
13
中東世界とグローバル化した世界 
14
総括討論 
15
期末試験 
その他
教科書
青木・松永・六辻 著  『21世紀中東・アフリカ世界の分析』  芦書房  2006年
 
参考書
授業中に指示する 
成績評価の方法
及び基準
試験(70%) 、 レポート(30%)
コメント[試験を中心的な評価の対象とするが、レポートの提出も試験の受験資格とともに評価の対象となるので注意して欲しい。]
オフィスアワー
火曜日16:30以降、木曜日11:00~12:00