授業テーマ
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グローバル化の進展と危機管理
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授業のねらい・到達目標
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自由貿易の拡大に伴って、グローバル化が進展してきた。このグローバル化の進展は、一国のみでは対処できない複雑な問題を国際社会や世界各国で引き起こしている。その代表的な事例の1つが、伝染病のパンデミックである。本授業の目的は、自由貿易とグローバル化が国際社会にこうした状況をもたらした経緯やこれへの対策を、伝染病に対する危機管理を中心に考察する。
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授業の方法
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講義を中心に授業を行うが、ビデオやスライドなどを活用する(ただし、AV機器の備わった教室が利用可能な場合に限る)予定である。また、次週を積極的に行うことも考えている。
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履修条件
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なし。
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事前学習・授業計画コメント
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本授業を聴講する学生は、教科書を読んでから授業に臨むこと。
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授業計画
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1
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人間の経済活動の副作用
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2
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国際経済の発展(大航海・遠隔地貿易と伝染病)
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3
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自由貿易(論)
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4
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自由貿易(論)がイギリスで生じた理由
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5
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貿易と伝染病
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6
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フリードリッヒ・リストの保護貿易論
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7
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保護貿易の利点
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8
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開発途上国の国民経済と輸入代替工業化論
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9
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第2次世界大戦後の経済社会
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10
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開発途上国の経済成長と対外直接投資
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11
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アメリカの覇権の衰退と国際社会の変容
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12
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スタグフレーションの発生
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13
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グローバル化の進展
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14
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パンデミック防止に対する国際機関等の取組
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15
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まとめ
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その他
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教科書
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島方洸一編著
『危機管理---新たな疾病との戦い--- (AN研究シリーズNo.4)』
文眞堂
2011年
第1版
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参考書
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大塚友美
『ボーダーレス化の政治経済学』
創成社
2006年
第6版
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成績評価の方法 及び基準
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試験(100%)
コメント[定期試験のみで判定。出席が講義回数の2/3に達しない場合、定期試験の受験は認めない。]
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オフィスアワー
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授業終了後、質問等を随時受け付ける。
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備考
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なし。
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