科目名  総合研究【鎌倉学II】
          
  
2 単位  
 
全学科  
1~4 年  
前期 
選択 
教員名  関 幸彦 他 
授業テーマ
地理・歴史的な視点を軸として、中世都市鎌倉の更なる解明のために、多方面からの専門家(9名)の登壇を要請。 
授業のねらい・到達目標
世界遺産登録を目前に、高名な歴史都市への新たなるアプローチが、専門分野ごとに披瀝される。とくに既存の学問領域外からの見識にも注目し、鎌倉を取り巻く歴史/文化/地域などが総合的に把握できる。 
授業の方法
学部内部からは2名による6回の授業、外部からは9名の講師を予定している。したがって、毎回の講義は一つの内容が完結するオムニバス形式で進行する。 
履修条件
①2011年度の「鎌倉学入門」受講者は履修不可。②初回、人数によっては受講者の制限をする。その場合は社会人学生・教職等の資格コース受講者が優先される。③授業への遅刻入室は不可。 
事前学習・授業計画コメント
講義後の積極的な質疑応答を期待する。場合によっては、毎時の授業終了時までに各自の質問項目を提出させる。
◆下記の授業内容(予定)は、初回授業時に改めて確定した開講日を呈示する。 
授業計画
1
 関 幸彦(史学科教授):本講座のガイダンスと「中世史からみた鎌倉―その1―」 
2
 関 幸彦(史学科教授):「中世史からみた鎌倉―その2―」 
3
 永野征男(元地理学科教授):「歴史的な古都の環境保全について―その1―」 
4
 永野征男(元地理学科教授):「歴史的な古都の環境保全について―その2―」 
5
 大谷雅実(鎌倉市副市長):「古都における行政上の課題」 
6
 大平 聡(宮城学院女子大教授):「古代史と鎌倉」 
7
 松尾宣方(元鎌倉市文化財保護課長):「中世鎌倉の開発」 
8
 岩崎和子(元成徳大教授):「鎌倉の仏像が語ること」 
9
 福田 誠(鶴見大助手):「鎌倉大仏の謎」 
10
 木内哲雄(鎌倉彫・刻雅会教授/伝統工芸士):「鎌倉彫の世界」 
11
 青木 登(人力車・有風亭代表):「車夫からみた鎌倉の観光実態」 
12
 橋本 篤(鎌倉鶴岡八幡宮・権禰宜):「鎌倉と鶴岡八幡宮」 
13
 鈴木 哲(国際関係学部教授):「鎌倉の怨霊」 
14
 永野征男(元地理学科教授):「歴史的な古都の環境保全について―その3―」 
15
 関 幸彦(史学科教授):「中世史からみた鎌倉―その3―」と本講座の総括 
その他
教科書
 毎回、担当者による配布資料あり。 
参考書
なし 
成績評価の方法
及び基準
試験(70%) 、 平常点(20%) 、 授業参画度(10%)
備考
 ◆上記に記載した受講者制限に注意すること。