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科目名 | 美術史 | ||||
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教員名 | 伊藤 已令 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 19世紀フランス美術 |
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授業のねらい・到達目標 | フランス革命は、宮廷やキリスト教会といった旧来のパトロネージを遠ざけ、市民のもとに芸術を近づけたかに見える。しかし、実際には、公的芸術の理念というべきものが形成され、旧来の古典主義理論とアカデミズムが引き続き存続することになる。19世紀のフランスには、アカデミーとサロン(官展)によって統括される公的芸術があり、一方で、新しい芸術を求めて闘う芸術家たちがいた。 授業では、まず、19世紀の「公的芸術」のありかたを理解し、その上で、新しい表現のための多様な試み(ロマン主義、レアリスム、社会主義的絵画、モデルニテ、印象派など)を理解することを目標とする。 |
授業の方法 | 配布するレジュメ(要点、作品リスト)に従って、パワー・ポイントで作成したスライドを見ながら講義形式で授業を進める。 |
履修条件 | 受講希望者が多数の場合は2年生以上を優先する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 自分のPC上に授業用のピクチャ・ファイルを作り、授業と並行して、テーマに該当する作品の画像を収集すると理解が深まると思います。興味のある作品や建築があれば、収蔵する美術館や建築のサイト(外国も含めて)等で解説を読み、動画のヴァーチャル・ツアーなどを体験しておくとよい。また、知らない画家、主題などは、辞典で調べて下さい。 関連する展覧会、美術館にはできるだけ足を運んでください。展覧会レポートを課すので、チケットは紛失しないように。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス。辞典、資料の紹介、Webでの資料の探し方。展覧会鑑賞レポートの説明。 |
2 | 19世紀の建築、古典主義とネオ・ゴシック |
3 | 新古典主義とアカデミー |
4 | アングル |
5 | ロマン主義 |
6 | ドラクロワ |
7 | バルビゾン派 |
8 | ドーミエ |
9 | クールベ |
10 | パリの変貌と<モデルニテ> |
11 | マネ |
12 | 印象派の誕生 |
13 | 試験 |
14 | 調整日 |
15 | 19世紀末のグラフィック・アート |
その他 | |
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参考書 | 『世界美術大全集 19-22巻』 小学館 1995年 A.Chastel, L'Art français IV, Flammarion, 1995 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、レポート(40%) 展覧会レポート(1回)の提出は単位認定の条件として必須とします。レポートにはチケットを添付し、自分の目で作品を見て報告してください。最初の授業で説明します。期末試験は、記述による試験と画像による試験を実施します。 |
オフィスアワー | 授業後、随時捕まえてください。 |