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科目名 | 哲学概論2 | ||||
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教員名 | 古田 智久 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 「知識」と「科学の方法」について考察する |
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授業のねらい・到達目標 | 1.知識をめぐる諸問題(懐疑論への対処方法、認識論の自然化と社会化)について、自力で考察できるようになることを目標とする。 2.科学の方法とその問題点について理解し、説明できるようになることを目標とする。 |
授業の方法 | 戸田山和久著『知識の哲学』(産業図書)第II部と第III部をテキストとして、「知識」をめぐる諸問題を検討する。続いて、チャルマーズ『新版 科学論の展開』(恒星社厚生閣)の第1章〜第4章をテキストとして、「科学の方法」について検討する。受講者が多数であるため、授業は講義形式となる。 |
履修条件 | 哲学科以外の学生の履修は、2年生・3年生・4年生のみ認める。(哲学科以外の1年生の履修は認めない) |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業内容は「哲学概論1」の続きなので(第II部から始める)、「哲学概論1」を履修せずに「哲学概論2」のみを履修する学生は、教科書『知識の哲学』の第I部の内容を理解しておくこと。テキストの一つの章が終わるごとに、章末にある「問題」をレポートとして提出すること。 授業は前回の授業で学習したことが理解できているという前提で進行するので、必ず復習をしておくこと。できれば、予習をしておくことが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | 懐疑論とは何か |
2 | 懐疑論論駁:デカルトの場合 |
3 | 懐疑論論駁:ノージックの場合 |
4 | 認識論の自然化 |
5 | 認識論を自然化することの意義と問題点 |
6 | 認識論における真理の役割 |
7 | 認識論と進化論 |
8 | 知識の社会性 |
9 | 21世紀の認識論 |
10 | まとめ:認識論の自然化と社会化 |
11 | 帰納主義とその問題点 |
12 | 観察の理論依存性 |
13 | 反証主義 |
14 | 文献調査の実践 |
15 | まとめ:洗練された反証主義 |
その他 | |
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教科書 | 戸田山和久 『知識の哲学 (哲学教科書シリーズ)』 産業図書 2002年 チャルマーズ『新版 科学論の展開』(恒星社厚生閣)については、必要な箇所のコピーを配布する。 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) |
オフィスアワー | 水曜日5時限目終了後 2号館11階古田研究室 |