文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 III 群 > 上代文学講義1
日本大学ロゴ

上代文学講義1

このページを印刷する

科目名 上代文学講義1
教員名 梶川 信行
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 『万葉集』と神々
授業のねらい・到達目標 古代の政治はマツリゴトである。すなわち、神を祀ることを基本とするが、王権の世界認識も各地の神々の存在と無縁ではない。『万葉集』には、行幸や遣外使などの際に詠まれた歌が数多く見られるが、その背後にも、神々に対する祭祀があったと考えなければならない。この講義では、万葉歌と神々がどのような関係にあるのか、また表現の背後にどのような神が存在するのかを考えてみたいと思う。
授業の方法 講義を中心とするが、毎時間プロジェクタを使い、さまざまな画像を見せる。また、授業中に小さな課題を与えることも考えている。
授業計画
1 ガイダンス 神々の自然
2 伊勢神宮1 壬申の乱
3 伊勢神宮2 十市皇女と大伯皇女
4 伊勢神宮3 大津皇子
5 伊勢神宮4(阿紀神社) 軽皇子と阿騎野
6 大神神社 近江遷都の歌
7 春日大社 遣唐使歌
8 住吉大社1 難波宮行幸の歌々
9 住吉大社2 聖武天皇の難波行幸
10 住吉大社3 聖武天皇の紀伊国行幸
11 住吉大社4 聖武天皇の播磨国行幸
12 開口神社 山上憶良
13 広田神社 遣新羅使
14 磐船神社 そらみつ大和
15 まとめ
その他
教科書 鶴久・森山隆 『萬葉集』 おうふう 1972年
参考書 その他については、授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(80%)
授業の内容を反映しないレポート、参考文献を丸写ししたレポートは、評価の対象としない。
オフィスアワー 月・木・金。具体的な時間は開講時に伝える。

このページのトップ