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科目名 | 文献資料解読2 (近代) | ||||
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教員名 | 大野 亮司 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 〝資料〟とは?/〝資料〟を〝読む〟とは? |
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授業のねらい・到達目標 | 現在の近代日本文学研究における〝文献資料〟をめぐる諸問題と、〝選定〟ないしは〝設定〟された〝資料〟の〝解読〟のありようをめぐって、論文や研究といった形での活用の実践や、書籍や初出資料のコピーなど現実のアイテムに具体的にふれることを通して、検討と考察を試みる。近代日本文学研究において、〝資料〟とはいかなるものとして位置づけられるものなのかということへの基本的理解と、〝資料〟を適切に用いていくにはどのようにすればよいかということについての基本的技能を身につけることを、この授業の目標とする。 |
授業の方法 | 講義と課題演習をとりまぜて行う。授業では、折にふれて質問をしたり、意見を求めたり、課題を課してこれにこたえる作業をやってもらったりする。したがって受講者は、随時配布されるプリントには必ずあらかじめ目を通した上で授業に臨むことはもちろん、授業においては積極的かつ能動的に作業などにとりくんでほしい。 |
履修条件 | なし。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 何をもって〝資料〟とするか―ささやかな理論的考察― |
3 | 近代日本文学研究と〝文献資料〟との〝微妙〟な関係 |
4 | 日本の近代日本文学研究における〝文献資料〟の環境をめぐって |
5 | 〝作者〟をめぐる資料について(1)―肉筆原稿・書簡― |
6 | 〝作者〟をめぐる資料について(2)―日記・証言・回想― |
7 | 〝本文〟という問題 |
8 | いわゆる〝同時代評〟について(1)―調査をめぐって― |
9 | いわゆる〝同時代評〟について(2)―活用の仕方をめぐって― |
10 | 〝同時代〟を語る資料をめぐって―言及の有無と〝言説〟という考え方― |
11 | いわゆる〝二次資料〟について(1)―先行研究の活用に関して― |
12 | いわゆる〝二次資料〟について(2)―周辺の学問領域の成果の活用に関して― |
13 | いわゆる〝電子資料〟について |
14 | 〝もの〟の手ざわり―文献のマテリアルな側面をめぐって― |
15 | 授業のまとめ |
その他 | |
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教科書 | 教科書は用いない。授業時に配布するプリントをテキストとする。 |
参考書 | プリントを随時配布する。その他については、折にふれて授業時に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(70%) 原則として授業数全体の3分の2以上の出席が、成績評価を行うにあたっての前提条件となる。その上で、レポートの内容と平常点(授業態度や課題へのとりくみ方等)により、総合的に評価する。 |