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科目名 | 中国学入門2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 中国を知るために3 | ||||
教員名 | 小浜 正子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 中国の歴史(20世紀~現在) |
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授業のねらい・到達目標 | 歴史は単なる過ぎ去った過去ではなく、いま私たちが生きている現実の社会を形作っている大きな要素の1つである。20世紀の中国史への理解は現在の中国を理解するうえで必須である。 本講の狙いは、20世紀中国の歴史の流れを理解し、20世紀中国のあゆみが、現在の中国にもたらした影響を理解することにある。あわせて現在の日中関係における問題に関する基礎的な事項についても紹介を行う。これらの知識の習得も到達目標の一つとなる。 |
授業の方法 | 主として講義形式で行なう |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | テキストの該当部分を予習し、また事前に授業用資料が指定URLにアップされるので、それをプリントアウトして授業に持参すること。 講義の進み具合や、日中関係の変動への対応などのために、授業計画を一部変更する可能性がある。 |
授業計画 | |
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1 | はじめに(ガイダンス) |
2 | 現代中国の歴史観と歴史教育 |
3 | 清末中国(1)―19世紀末における清朝の状況、義和団事件 |
4 | 清末中国(2)―「変法」と「革命」 |
5 | 中華民国の模索と発展(1)―五・四運動から国民革命へ |
6 | 中華民国の模索と発展(2)―南京国民政府の統治、満洲事変 |
7 | 戦争の時代(1)―日中全面戦争の展開 |
8 | 戦争の時代(2)―国共内戦と中華人民共和国の成立、台湾 |
9 | 社会主義中国(1)―大躍進、人民公社 |
10 | 社会主義中国(2)―文化大革命 |
11 | 改革開放の光と影(1)―社会主義市場経済の発達と天安門事件 |
12 | 改革開放の光と影(2)―現代中国の社会問題 |
13 | まとめ |
14 | 到達度の確認 |
15 | 総括 |
その他 | |
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教科書 | 山本英史 『中国の歴史』 河出書房新社 2010年 授業中に指示する。 |
参考書 | 井上久士・久保亨・高田幸男・土田哲夫 『現代中国の歴史―両岸三地のあゆみ』 東京大学出版会 2008年 課程教材研究所・総合文科課程教材研究開発中心(並木頼寿監訳) 『中国の歴史と社会 (世界の教科書シリーズ)』 明石書店 2009年 董国強(金野純・関智英・大澤肇編訳解説) 『文革―南京大学14人の証言』 築地書館 2009年 川島真 『近代国家への模索 1894-1925 (岩波新書 シリーズ中国近現代史2)』 岩波書店 2010年 石川禎浩 『革命とナショナリズム 1925-1945 (岩波新書 シリーズ中国近現代史3)』 岩波書店 2010年 久保亨 『社会主義への挑戦 1945-1971 (岩波新書 シリーズ中国近現代史4)』 岩波書店 2011年 上記の他、授業中に適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、平常点(20%)、レポート(40%) |
オフィスアワー | 小浜研究室にて随時(学科事務室を通じて予約すること)。 |
備考 | 「中国学入門1~6」の単位を取得しないと「研究ゼミ1、2」、「卒業ゼミ1、2」を履修できないので注意すること。 |