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科目名 | アジアの表象文化3 | ||||
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教員名 | 田村 志津枝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | アジア映画の長所から、何を学ぶか |
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授業のねらい・到達目標 | 映画は、もとはといえば科学技術の先進国であった欧米諸国で誕生したものだ。だがアジアでもいち早くそれを取り入れ、独自のやり方で制作にも取り組み始めた。生み出された作品はその社会の歴史や文化を反映して、非常に独自性の強いものが多かった。昨今では映画の国際的な交流が進むにつれて、かつての独自性は弱まってしまった。けれども映画史をたどりながら、もう一度その独自性に目を向けてみるのは重要なことだ。各国各地域の映画の特長を知ることは、映画ばかりでなく、その社会や文化への理解をも深めてくれるはずだ。 |
授業の方法 | 映画史の概略を学ぶ。アジア、とりわけ中国語圏の各国各地域が、どのように映画を取り入れて自分のものにしていったかを見てみる。各時代各地域を象徴するような映画作品のなかから、佳作を選んで鑑賞する。実際の作品の中から特長あるいは美点を探り出し、その制作背景を考えてみる。それぞれの国の歴史や社会が、直接的にあるいは間接的に映画作品と緊密な関係をもっていることが分かる。日頃の映画鑑賞の理解度も深くなるはずだ。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 映像作品を鑑賞したり理解するには、実は非常に豊富な知識と幅広い感性が必要だということを、まずもってはっきり認識してほしい。理解しにくい部分があればそれを補うために資料を配布する。また充分に鑑賞できない部分や感じ取れない箇所などについても、補うための資料を配ったり、説明を追加する。それらはきちんと保管し管理して、授業中も適宜役立てることができるようにすること。また自分がこれまで見た関連作品についても、授業と関連付けて役立てられるように作品データなどを明確にする努力を払ってほしい。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 映画の基礎知識 |
3 | 映画史の概略 |
4 | アジア映画の台頭 |
5 | 検閲制度、政治と映画、自由化と映画 |
6 | 作品鑑賞 |
7 | 作品鑑賞 |
8 | 伝統と改革 |
9 | 新しい映画を生み出すまで |
10 | 近代史に取り組んだ映画 |
11 | 優れた作家、作品 |
12 | 優れた作家、作品 |
13 | 理解度の確認(1) |
14 | 理解度の確認(2) |
15 | 授業内容の整理 |
その他 | |
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参考書 | 田村志津枝 『悲情城市の人びと』 晶文社 1992年 田村志津枝 『台湾発見 (朝日文庫)』 朝日新聞社 1997年 田村志津枝 『はじめに映画があった』 中央公論新社 2000年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、レポート(20%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(20%) |