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イギリス社会論

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科目名 イギリス社会論
旧カリキュラム名 イギリス社会論
教員名 村井 佳世子
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 英国社会の構造と特質
授業のねらい・到達目標 学生が現代英国社会の構造と特質、英国民の生活や英国文化の様相についての知識を習得し、各自の専門領域の研究の一助とすること、また特に教職を目指す者が、担当教科に関する興味や理解を深め自主的な探求へ発展させられるようにすることが目標である。また英国関連の最新情報を確認し合い、現代英国の動向について知見を広める。さらに学生がグループで活動・発表することで自らの表現力を身につける。
授業の方法 英国関連の最新情報を確認し、下記のトピックに関して講義を行う。学生はグループで課題に取り組み、担当テーマについて各自研究し発表を通じてクラス全体の学習活動に貢献することが期待される。テキストは各自授業外で読み内容を十分理解しておくことが前提である。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業はグループ活動・発表が授業時間の半分近くを占める。従って各自主体的に学習し授業に積極的に参加することが期待される。欠席はグループに迷惑になるので、全授業出席が前提のコースである。
授業計画
1 ガイダンス、英国の正式名称、地理的区分
2 一国四地域の特質・地域的特質
3 英国人の民族的特性:British 対非British
4 英国人の意識と特質:家族、男女の社会的役割、ユーモア精神
国民性:文化多元主義・保守性・個人主義など
5 現代の階級制度
6 英国の教育:教育制度と戦後の教育変遷史
7 英国の教育:公立学校と私立学校
8 英国の王室
9 学生によるグループ研究発表
10 学生によるグループ研究発表
11 学生によるグループ研究発表
12 EUと英国、北アイルランド問題、英国連邦、その他
13 到達度の確認、および授業内試験
14 課題学習
15 試験の解説、および課題についての講評
その他
教科書 西川吉光 『イギリス学入門』 萌(きざす)書房 2012年 第1版
毎回授業のトピックに合わせて順不同で読むよう予習するべき章を事前に知らせます。前述のとおりテキストを授業外できちんと熟読していることを前提で授業を行います。そのほか必要に応じて課題資料を配布するので、授業外で予習しておく必要があります。
参考書 下楠昌哉 『イギリス文化入門』 三修社 2012年 第3版
黒岩徹 岩田託子 『イギリス (ヨーロッパ読本)』 河出書房新社 2007年
川成洋 長尾輝彦 『現代イギリス読本』 丸善出版 2012年
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業内テスト(50%)
出席状況は0%としていますが、全授業出席が前提です。出席は授業の最初にとります。平常点では、授業内で行うグループによる課題学習の取り組み方やグループ研究発表を評価します。出席や授業での学習態度も平常点に含まれます。この授業では、グループ活動が重視されるので、各学生がグループのメンバーと協力して課題に取り組む積極的な姿勢と自覚が必要です。
オフィスアワー 授業終了後5分間。また必要に応じて申し出により別に対応いたします。
備考 授業内でグループで取り組む課題活動とグループ発表があります。教科書の予習だけでなく、グループ活動のための授業外での各学生の自主的な学習が必要です。グループで継続的に課題に取り組むため、就職活動や各種実習以外欠席はしないよう心がけてください。

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