検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
科目名 | アメリカ社会論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
旧カリキュラム名 | アメリカ社会論 | ||||
教員名 | 村井 佳世子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 現代アメリカ合衆国の移民社会の様相と動向 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | オバマ大統領の二期目は課題が多い。続く財政再建への取り組み、銃規制や移民法の改正、環境問題など,解決には対立する議会との結束が不可欠である。一期目は消極的だった外交姿勢も世界が注目するところである。このような現在、そして今後の米国社会の諸相を正しく理解し、その知識を学生が自分の専門領域の研究の一助にすること、また特に教職を目指す者が担当教科に関する興味や理解を深め自主的な探求へと発展させられるようにすることがこの授業の目標である。そのために合衆国成立の経緯と建国の理念を学習し、各移民集団の特質を理解する。 |
授業の方法 | 毎週米国関連の最新情報を確認・解説し、同時に各トピックについて講義する。グループ活動で課題に取り組み、発表する。テキストはあくまで補助教材だが、米国の現代社会を理解する上で重要なので、各自授業外で熟読しておくことが前提である。授業は講義とグループ活動、発表などによって構成される。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業はグループ活動が授業時間の半分ほどを占める。従って互いに協力しながら課題に取り組み、各自主体的に学習し授業に積極的に参加することが期待される。欠席はグループにとって迷惑になるので、全授業出席が前提のクラスである。 |
授業計画 | |
---|---|
1 | ガイダンス、二期目のオバマ大統領と最新ニュース |
2 | 人種と民族・その定義、アメリカ化・同化の思想史 |
3 | 人種差別と移民社会、移民史:日系アメリカ人 |
4 | 移民史:中国系アメリカ人 |
5 | 移民史:韓国系アメリカ人 |
6 | 移民史:ネイティブアメリカン |
7 |
移民史:メキシコ系アメリカ人 建国の理念:自由と平等 |
8 |
移民史:キューバ系アメリカ人 建国の理念:ピューリタニズムとフロンティア精神 |
9 |
移民史:ユダヤ系アメリカ人 建国の理念:個人主義とアメリカンドリーム |
10 |
移民史:アイルランド系アメリカ人 アファーマティブアクション(積極的差別是正措置)、英語公用語化論争と二か国語教育 |
11 |
移民史:イタリア系アメリカ人 医療制度改革と環境問題 |
12 |
移民史:その他 銃犯罪と銃文化、同性間結婚 |
13 | 到達度の確認、および授業内試験 |
14 | 課題学習 |
15 | 試験の解説、および課題についての講評 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 渡辺靖 [編] 『現代アメリカ』 有斐閣アルマ 2010年 第1版 毎回授業のトピックに合わせて順不同で読むよう予習するべき章を事前に知らせます。前述のとおりテキストを授業外できちんと読み理解していることを前提で授業を行います。このほか毎回のように資料を渡して授業外で取り組む課題があります。 |
参考書 | 矢野重喜編 『新・アメリカ研究入門(増補改訂版)』 成美堂 2002年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業内テスト(50%) 出席状況は0%としていますが、全授業出席が前提です。出席は授業の最初にとります。平常点では、授業内で行う課題学習やグループ学習の取り組み方を評価します。出席や授業での学習態度、積極的な参加姿勢は、平常点に含まれます。 |
オフィスアワー | 授業終了後5分間。また必要に応じて申し出により別に対応いたします。 |
備考 | 初回授業でグループ活動の概要を説明し予定を立てるので、1回目の授業から必ず出席して下さい。 授業内でテーマによりグループで取り組む課題活動があります。教科書の予習だけでなく、課題のための自主的な授業外学習が必要です。この授業ではグループ活動が重視されるので、各学生がグループメンバーと協力して課題に取り組む積極性と責任感が必要です。グループで継続的に活動するため、就職活動や各種実習以外欠席はしないで下さい。 |