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英語学演習2

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科目名 英語学演習2
旧カリキュラム名 英語学演習2
教員名 山岡 洋
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 現代英語の語法と文法
授業のねらい・到達目標 日本語で書かれた文法書を読みながら、英語の様々な表現について、主に意味的な側面から、細かいニュアンスの違いなどを含めて考察してゆく。例えば、通常は進行形では用いられないとされるbe動詞が He was being silly. などのように敢えて進行形で用いられることがあるが、その場合にはどのような意味になるのか。また、一般には時や条件を表す副詞節の中ではwillは用いられないとされるが,If it will make you happier, I’ll stop smoking. という文は文法的に正しい文として容認される。この場合、なぜwillが条件を表すif節の中で用いられているのか。このような英語の微妙な、しかしながら英語的な感覚を養うには非常に本質的な、違いについて学んでゆく。
今回は,時に関わる動詞の文法範疇である「時制(tense)」「アスペクト(aspect)」「モダリティ(modality)」に焦点を当てて,「第9章 動詞の時制」「第12章 助動詞」を行っていく予定。
授業の方法 授業形式としては,テキストに沿った説明を基本として授業を進めてゆく。日本語で書かれたテキストではあるが,重要箇所を熟読し,必要に応じて教員側から説明を加えていく。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 受講者は必ず予めテキストの該当箇所には目を通して,不明な点などは他の文献をあたって調べておくなどの予習をしてくるものとする。授業の予習に必要な参考文献などは,初回授業時に紹介する。
授業計画
1 Introduction
2 現在時制
3 過去時制
4 未来の表し方:WillとShall
5 未来の表し方:be going toなど
6 進行形(1)
7 進行形(2)
8 完了形(1)
9 完了形(2)
10 Can, May, Must(1)
11 Can, May, Must(2)
12 Should, Would, Oughtなど
13 理解度を試すための期末試験
14 英語学講読
15 理解度を試すための期末試験の解説
その他
教科書 江川泰一郎 『英文法解説』 金子書房 1991年 第三版
参考書 Quirk, Randolph, Sidney Greenbaum, Geoffrey Leech, and Jan Svartvik 『A Comprehensive Grammar of the English Language』 Longman 1985年
Leech, Geoffrey 『Meaning and the English Verb』 Longman 2004年 第3版
安藤貞雄 『現代英文法講義』 開拓社 2005年
安井稔 『英文法総覧』 開拓社 1996年 第2版
辞書は必ず持参のこと。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、平常点(20%)、授業参画度(10%)
オフィスアワー 火曜日昼休み
備考 yamaokah@obirin.ac.jp

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