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科目名 | 英語学演習2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 英語学演習2 | ||||
教員名 | 田中 竹史 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 言語の仕組みと言語獲得 |
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授業のねらい・到達目標 | ヒトは誰でも母語を獲得する事ができますが、その獲得は特別な勉強をしなくても子供の頃にいつの間にか当たり前のようになされてしまいます。これは、例えば計算の仕方や交通規則を身に付けるためには勉強しなければならないという事とは対照的です。また、通常大人が外国語を身に付けるのには意識的な努力が必要であるという事とも対照的です。 (1) a. 小学校で勉強をサボっちゃったので、掛け算の九九が出来ません。 b.?小学校で勉強をサボっちゃったので、日本語が身に付きませんでした。 (2) a. 中学・高校で勉強をサボっちゃったので、二次方程式が全く解りません。 b. 中学・高校で勉強をサボっちゃったので、英語が全く解りません。 それでは、なぜ子供は勉強しなくても母語を身に付けられるのでしょうか。なぜ大人は勉強しないと外国語を身に付けられないのでしょうか。そもそもヒトは一体どのような仕組みにより言語を身に付けているのでしょうか。 本講座では、言語獲得の問題について考えながら、これに関する知識と、同時に英語学の方法論を学ぶ事を目標とします。 |
授業の方法 | テキストに沿った演習形式 (受講者による担当部分の内容説明の後に教員による補足説明) で授業を進めます。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 発表担当者以外もテキストの該当箇所を熟読して授業にのぞむ事が必要です。 |
授業計画 | |
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1 | 初回説明 |
2 | 5. Dispelling a Common-Sense Account |
3 | 6. Universal Grammar |
4 | 7. The Modularity Hypothesis |
5 | 8. Phrase Structure |
6 | 「Phrase Structure」続き |
7 | 9. Phrase Structure Rules and X'-Theory |
8 | 「Phrase Structure Rules and X'-Theory」続き |
9 | 10. Setting the X'-Parameters |
10 | 11. Phrasal Categories |
11 | 12. Ambiguity and Productivity |
12 | 「Ambiguity and Productivity」続き |
13 | 13. Children's Knowledge of Phrase Structure |
14 | 課外学習 |
15 | 後期まとめ |
その他 | |
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教科書 | Stephen Crain & Diane Lillo-Martin, An Introduction to Linguistic Theory and Language Acquisition.:Blackwell Textbooks in Linguistics, Blackwell, 1999 扱う範囲のコピーを用意します。 |
参考書 | 大津由紀雄 『ことばに魅せられて 対話編』 ひつじ書房 2008年 大津由紀雄 『探検!ことばの世界』 ひつじ書房 2004年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、レポート(30%)、授業参画度(20%) |