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科目名 | 現代イギリス文学演習2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 現代イギリス文学演習2 | ||||
教員名 | 会田 瑞枝 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 現代イギリス文学に至るまでの長いイギリス文学史を概観しながら、現代イギリス文学作品を味わうことを目標とします。 |
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授業のねらい・到達目標 | 前期の授業では、古代から現代に至るまでのイギリス文学史を検証しながら、Maughamの短編小説を取り上げました。後期の授業としては、イタリアのフィレンチェを舞台にしたMaughamの長編小説 Up At The Villa を読みます。本作品は長編なので、後期は本作品を読み終わることを目標とし、Maughamの作家としての真髄に触れたいと思います。 |
授業の方法 | 前期にイギリス文学史を古代から現代に至るまでの流れとして捉えました。後期は古代から現代に至るまでの時代の代表的な作品を取り上げることにより、卒業論文を書く際のイギリス文学史の視点を確認したいと思います。作品を理解するためには、原文を正確に読むことが肝要です。授業の方法としては前期と同じように受講生に発表をしてもらいますが、受講生全員が原文から汲み取れる登場人物の心理描写や、作家の意図を十分に把握できる段階に到達をすることを目標にします。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 十分な予習をし、自分なりに考察をすることが必要です。イギリス文学を味わうのに必要と思われることについて、適宜プリントを配布します。授業の最後に次回授業の範囲を説明しますので、その範囲を事前に読んで十分に準備をしてください。後期は毎回5ペ-ジを読むことを目標とします。Maughamについてテーマを決めますので、レポートを作成し、後期授業の15回目に提出してください。 |
授業計画 | |
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1 | 現代イギリス文学についてプリントを配布及び解説。 後期は丁度卒業論文を提出する時期と重なりますので、受講生が卒業論文でテ-マとする作品を文学史の流れの中で、出来る限り取り上げる予定です。1.古英語・中英語の文学(チョーサー) |
2 | 2.ルネサンスの散文と詩(スペンサ-) |
3 | 3.演劇の発生(マ-ロウ) |
4 | 4.シェイクスピア |
5 | 5.清教徒革命(ジェイムズ王聖書) |
6 | 6.王政復古(ミルトン) |
7 | 7.18世紀の散文、詩(スウイフト) |
8 | 8.小説の誕生(リチャ-ドソンとフィールディング) |
9 | 9.ロマン主義時代(ワ-ズワス、コ-ルリッジ、バイロン、シェリ-、キ-ツ、スコット) |
10 | 10.ヴィクトリア朝時代の詩と散文(カ-ライル、テニソン) |
11 | 11.ヴィクトリア朝時代の小説( オ-スティン、ディケンズ、ブロンテ姉妹、サッカレ-、ジョ-ジ・エリオット) |
12 | 12.第二次世界大戦までの小説及び現代イギリス文学(ヘンリ-・ジェイムズ、ジョイス、ウルフ、フォ-スタ-、モ-ム) |
13 | 「学習内容の整理」 |
14 | 「卒業論文を書く際の文献調査方」 |
15 | 「総括」レポ-ト提出 |
その他 | |
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教科書 | Somerset Maugham , Up At The Villa, 南雲堂, 2005 |
参考書 | 必要に応じて指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) |