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科目名 | 社会学演習 | ||||
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旧カリキュラム名 | 社会学演習 | ||||
教員名 | 松岡 雅裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 社会学における基礎概念の確認と社会学的視点の養成。とくに各自の研究テーマを「行為理論」「集団・組織理論」、そして「階層・階級理論」等の視点で読み解くことに重点を置く。 |
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授業のねらい・到達目標 | 3年次からの本格的なゼミナール活動に入る前の準備の一環として、「社会学概論」等の授業で身につけた社会学の基礎的な知識を用い、各自関心のある社会現象を「社会学的視点」で分析する態度を養成する。いわば、「社会学概論」の応用的・実践的な授業を行います。 |
授業の方法 | 「社会学概論」で学んだ内容を復習する「学習反省会」的な時間と、そこで身につけた基礎的な概念でもって各自の関心ある社会現象を分析する「考察・研究発表会」的な時間の2部構成で授業を進めたい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 社会学の教育研究活動において、学年が進むにつれて、社会学の基礎的な知識や視点を忘れた(軽視した)、いわゆる我流の研究活動に陥る例をたびたび目撃してきた。その意味で、早い時期から「社会学的な視点」で現象をとらえ、考え、分析する態度の養成の必要性を痛感している。 この演習では、社会学の基礎的な理論を十分吟味して、「社会学的な視点で現象をとらえることができるような研究姿勢を養成する」ことに主眼がある。 「授業の方法」欄にも記述したように、みなさんが「社会学概論」等で学んだ知識を、たんなる物知り知識ではなく、生きた教養として身につけるためにも、その発想の哲学を理解することが必要である。そのためにも、いま一度、社会学の基礎的な知識をじっくりと復習する時間(「学習反省会」的な時間)を設けたいと思う。 つぎに、いよいよそこで身につけた基礎的な概念でもって、今度はみなさん個々人が興味を抱く現実の社会現象にアプローチしていく(「考察・研究発表会」的な時間)。「社会学の基礎知識の発想からは、常識とは異なるこのような視点でも分析が可能ではないか」といったユニークな発想が毎年現れてくる興味深い段階である。 このような大学教育らしい知的トレーニングを積み重ねながら、実社会でも通用する、しっかりとした社会学研究の知力を身につけていきたいと思う。 |
授業計画 |
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その他 | |
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教科書 | 松岡雅裕ほか 『行為、構造、文化の社会学』 学文社 2011年 第一版 一年次に用いたテキストを、もう一度じっくりと読み直そう! |
参考書 | 必要に応じて指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(20%)、授業参画度(50%) 授業態度、出席状況、報告内容、レポート等で総合的に判断します。 |
オフィスアワー | 社会学科松岡雅裕研究室。曜日・時間等は授業中に指示します。 |
備考 | 研究活動に必要となるため、松岡担当の総合教育科目「思想と文化2(前期開講)」、および学科専門科目「現代を読み解くための社会思想1・2」を受講することを薦めます。 |