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理論・学説名著講読1

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科目名 理論・学説名著講読1
旧カリキュラム名 理論・学説名著講読1
教員名 楠本 修
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 近代化の問題を宗教社会学の視点から紐解き、国際的な宗教紛争の課題を社会学的視点から考える
授業のねらい・到達目標 社会は、グローバリゼーションが進展し、人類史上かつてないほどの相互依存の関係にある。この相互依存は経済活動の拡大や、貿易を通じた最適生産の実現などの数多くの効用を人類に与えている。しかしながらこのような活動の拡大は、専門的なトレーニングを受けていない人々による異なる価値観の直接的な交流を生み、文明の衝突といわれるような価値観の衝突を作り出している。この問題に対処するためには宗教社会学、比較宗教学的な視点が不可欠である。この問題に取り組むための基礎的な視点を獲得する。
授業の方法 宗教社会学的な視点を学ぶために、ウエーバーの「宗教社会学論選」の講読を行う。
履修条件 とくになし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 内容は解説しますので、それほど知識を要求するわけではありません。ただ社会学に対して知的な疑問や刺激を求める学生の積極的な参加を望みます。
授業計画
1 初めに:講義の狙いと目的
①現代における宗教紛争の構造、②現代社会における宗教
2 宗教社会学論集 序言 ①
3 宗教社会学論集 序言 ②
4 世界宗教の経済倫理 序論 ①
5 世界宗教の経済倫理 序論 ②
6 世界宗教の経済倫理 序論 ③
7 世界宗教の経済倫理 序論 ④
8 世界宗教の経済倫理 序論 ⑤
9 世界宗教の経済倫理 序論 ⑥
10 世界宗教の経済倫理 序論 ⑦
11 世界宗教の経済倫理 序論 ⑧
12 世界宗教の経済倫理 序論 ⑨
13 レポート提出
14 現代社会における宗教社会学的な視点の重要性①
15 現代社会における宗教社会学的な視点の重要性②
その他
教科書 マックス・ウエーバー 『宗教社会学論選』 みすず書房 2002年 第25版
社会学における金字塔的な著作です。古典中の古典ですがその問題意識は今なお鮮烈です。購入して一冊手元に置いてください。
参考書 橋爪大三郎、大澤真幸 『ふしぎなキリスト教  (講談社現代新書)』 講談社 2011年
成績評価の方法及び基準 平常点(60%)、レポート(40%)
授業への参加とレポートで判断します。積極的な参加が評価されます。

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