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無機化学3

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科目名 無機化学3
教員名 高野 穆一郎
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 無機化学の基礎的概念は無機化学1,2で講義されるので、ここでは元素の性質を各個に論ずる。
授業のねらい・到達目標 周期表の族ごとに元素の無機化学的特質を解説する。必要に応じて基礎理論の解説も加える。
授業の方法 教科書に沿って板書により内容の説明を行う。比較的忠実に教科書の内容を追うので、図表は参考図表以外は教科書のそれらを使用する。したがって教科書を持参しない場合は聴講が極めて不便になることを注意しておく。
履修条件 無機化学1,2の履修が必要であるが、教科書は共通しているので前提である基礎知識を自習すればこの限りではない。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 先に述べたように教科書に従って授業を進め、必要に応じて関連事項を加えるので、予習しやすいはずである。質問を用意することが求められる。教師側からの質問も適宜行うので準備しておくこと。
授業計画
1 ガイダンス
元素の合成と分布
2 水素
3 1族元素:リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム
4 2族元素I:ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウム
5 2族元素II:ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ラジウム
6 13族元素I:ホウ素
13族元素II:アルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム
7 14族元素I:炭素
8 14族元素II:ケイ素、ゲルマニウム、スズ、鉛
9 15族元素I:窒素
10 15族元素II:リン、ヒ素、アンチモン、ビスマス
11 16族元素I:酸素
12 16族元素II:硫黄、セレン、テルル、ポロニウム
13 17族元素 ハロゲン、 フルオロカーボン
14 授業内試験
15 試験結果の講評と授業アンケート(予定されている場合)
その他
教科書 アトキンス・シュライバー 田中勝久・平尾一之・北川進訳 『無機化学上下』 東京化学同人 2009年 第4版
指定された教科書はかなり程度が高いので予習が必要である。また大部でもあるので内容すべてを授業でカバーするのは困難である。そこで取捨選択しながら解説する部分がより重要と考え、試験に備えてほしい。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
最後の授業で評価結果と配点を示す。希望者には成績を示すことができる。
オフィスアワー 特に設けない。必要ならば月曜4限終了後に非常勤講師室に来ること。前もって3限終了後に申し出ることが望まれる。

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