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科目名 | 言語と文化3 | ||||
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教員名 | 向井 秀忠 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | なぜ、私たちは「標準語」を話そうとするのか―「ことば」をキーワードに「社会」と「文化」について考える― |
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授業のねらい・到達目標 | 「人びとは、なぜ、『標準語』を話そうとするのか?」という当たり前の疑問に対する答えを見つけるために、主にイギリスと日本における「ことば」のもつ政治性について考えていきます。本講義では、「ことば」について、イギリスにおけるスコットランドとウェールズの言語政策に知り、文学作品や映画に描かれた「ことば」をめぐる物語を読み解いていくことによって、「ことば」が私たちの生活に与える影響について考えていくことができるようになることを目指します。 |
授業の方法 | 日本における標準語と方言の関係やイギリスにおける具体的な言語政策を紹介し、「ことば」をめぐる文学作品や映画などを通して具体例に触れることで、「ことば」の抱える問題を身近なものとして考えていきます。授業は講義形式で行われますが、受動的に知識を得るのではなく、それぞれが「ことば」をめぐる問題についてアクティブに考えていきます。 |
履修条件 | 特になし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業時に指示された事柄についてあらかじめ調べてくること。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 「英語」はイギリスの言葉か? |
3 | イギリスのスコットランドにおける「ことば」 |
4 | イギリスのウェールズにおける「ことば」 |
5 | イギリスの植民地と英文学教育 |
6 | 「ことば」が階級を決める―映画『ピグマリオン』を観る |
7 | 映画『ピグマリオン』から読み解く「ことば」と社会 |
8 | ディケンズの作品にみる標準語と方言 |
9 | 国王の「ことば」―映画『英国王のスピーチ』を観る |
10 | 映画『英国王のスピーチ』を読み解く |
11 | 夏目漱石の『坊っちゃん』に見る東京と松山 |
12 | 谷崎潤一郎と関西弁 |
13 | 前期の授業のまとめ |
14 | 学期末テスト |
15 | ふりかえり |
その他 | |
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教科書 | 必要に応じてプリントを配布します。 |
参考書 | 授業時に指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%) 「平常点」は出席点のこと。「授業内テスト」は、最終授業時に行うテスト。「授業参画度」は、テーマごとに行うレスポンスシートの内容。 |
オフィスアワー | 授業終了時、および金曜日のお昼休み |
備考 | テストは、テキストおよび自作のメモのみ持ち込み可とします。 |