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分子科学2

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科目名 分子科学2
教員名 里子 允敏
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 物理学科、生命科学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 身の回りの家電製品などや機器などの原理を分子科学から考察。
授業のねらい・到達目標 分子科学がどのように生活に役に立っているかについて理解をする。
授業の方法 身の回りの家電製品や機器などにおいて分子の力学的な性質(分子の構造、平衡構造、並進運動、回転運動、振動運動)、分子の光学的な性質(吸収、放射、蛍光、燐光)、分子の磁気的性質(反磁性、常磁性、強磁性、反強磁性)、分子の電気的性質(分極)が如何に応用されているか、具体例をあげて考える。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 量子化学、量子力学などに関する基礎知識を事前に学習・復習すると理解が進む。
授業計画
1 原子や分子の姿、元素の科学<元素の誕生と人工元素最前線>
2 元素の科学(元素と周期律)
3 原子の発光スペクトル(蛍光灯、ナトリウムランプ、テレビ、レーザー)
4 固体の発光スペクトル(照明、LED)
5 原子スペクトルと電子スピン
6 原子スペクトルと角運動量(宝石)
7 分子の電子吸収スペクトル(染料、顔料、花の色と生命)
8 化学構造式と分子構造(半透膜)
9 ラマン散乱スペクトル・赤外線吸収と分子振動(体温計、赤外線ストーブ,糖度分析装置、テレビリモコン)
10 ラマン散乱スペクトル・赤外線吸収と分子振動(電気炊飯器)
11 気体分子の振動回転スペクトル(電子レンジ)
12 気体分子の振動回転スペクトル
13 分子の電気的性質(液晶)
14 分子磁石、分子の磁気的性質(携帯電話、ハードディスク、電子スピン共鳴装置、核磁気共鳴装置)
15 分子磁石、分子の磁気的性質(磁場と分子)
その他
参考書 分子科学研究所 『分子科学者がいどむ12の謎』 化学同人 2005年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 里子研究室8号館A111。第一回授業時に指示する。また里子研究室ホームページ参照。

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