文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 II 群 > 実地研究2 -古代の大和と現代の奈良を古風土記的に考える-
日本大学ロゴ

実地研究2 -古代の大和と現代の奈良を古風土記的に考える-

このページを印刷する

科目名 実地研究2 -古代の大和と現代の奈良を古風土記的に考える-
教員名 水嶋 一雄・梶川 信行
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 古代の大和と現代の奈良を古風土記的に考える
授業のねらい・到達目標 今年は、和銅6年(713)5月、諸国に風土記撰進の詔が出されて、ちょうど1300年目という記念の年である。風土記は地誌であるとともに、伝承の宝庫であって、国文学・地理学・歴史学など、さまざまな学問分野からのアプローチが可能である。そこで、この年にふさわしく、古代国家の建設された奈良で、現在の自然環境をも見据えつつ、風土記に因んだ実地研究を行なうことにした。
具体的には、古代の都市計画・宮都と道路・都市の景観・自然と神々・稲作と条里制・環濠集落の形成・河川の利用法と洪水対策など、さまざまなテーマを受講生各自が設定し、地理学的な方法と国文学的な方法に基づきつつ、複眼的に考えることが目的である。さらにそれを、現地に赴き、自分の目で確かめることによって、知識の定着を促したい。
授業の方法 半期の授業を行なった上で現地を見学し、その後レポートを提出する。
授業計画
1 ガイダンス(目的と方法など)
2 奈良の地理学的概観
3 古代文学における奈良
4 テーマの決定と報告の日程、及び調査方法の説明など
5 稲作・条里・環濠集落について
6 道路と古代文学について
7 図書館学習1
8 図書館学習2
9 図書館学習3
10 学生の報告1
11 学生の報告2
12 学生の報告3
13 修正及び補足箇所の指示
14 見学用冊子の原稿提出
15 冊子の作成及び実地見学に関する最終確認
その他
教科書 なし
参考書 授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(20%)、授業参画度(60%)
「平常点」とは、事前学習を意味し、「授業参画度」とは現地での見学を指す。
オフィスアワー 最初の授業の時に説明する。

このページのトップ