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科目名 | 総合研究1~8 経済・生命・倫理(文と理の融合<文理融合>を目指してNO.1 | ||||
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教員名 | 葭田 光三 他 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 人間の営みを考える:生物である“ヒト”と万物の霊長である“人”の二面性を持つ人間は、種の存続をかけて、また豊かな生活を求めて、経済を発展させてきた。この営みによる自然への過度な負担が”ヒト”の存続を危うくしかねない今日、新たな経済観・生命観・倫理観の構築が“人”に求められている。本講義では、この人間の営みを、17学科1研究室を擁する総合学部としての文理学部の特色を生かし、理系・社会系・人文系諸学の観点から総合的・学際的に考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 本授業の目的は、生物としてのヒトの存在の確認、人(ヒト)の経済活動とその環境への影響、地球規模の環境変化(気候変動と雪氷圏の変化)、環境問題のNPOの活動、科学者や技術者の倫理観、精神的な充実などに関する講義を通して、人間の充実した生活や人生について考える際の手掛りを習得することにある。 |
授業の方法 | 人文、社会、理系の6人の講師により、全15回の講義を行う。最終回の講義は、全講義のまとめである。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 本授業においては、下記の内容が示しているように、毎回テーマの異なる密度の濃い授業が行われる。したがって、本授業を聴講する学生には、毎回、教科書を読んで授業に臨むことが求められる。 |
授業計画 | |
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1 |
講義テーマ:宇宙・生命・進化(葭田光三&担当教員全員) 講義内容:宇宙や地球の誕生、生命の起源、生物の進化などに関する講義を通して、動植物を含む生命の尊厳を考える。 |
2 |
講義テーマ:人類の進化と文明の誕生(葭田光三) 講義内容:人類の起源と進化、文明の誕生についてと講義する。人間の在り方や文明の発展とその問題点について講義する |
3 |
講義テーマ:生物としての人間の増加(大塚友美) 講義内容:人間の増加、すなわち人口増加の観点から、人間の人間の二面性(ヒトと人)を考える。 |
4 |
講義テーマ:人口増加と経済の成長と発展(大塚友美) 講義内容:人間が生きていくためには、経済活動が必要であることを論ずる。 |
5 |
講義テーマ:市場原理と環境破壊(大塚友美) 講義内容:経済的活動が自然の復元力を越えたときに、環境破壊が生じ、人間を含む様々な生命に危機をもたらすことを述べる。 |
6 |
講義テーマ:環境問題の要因-とくに気候変動を中心に-(藁谷哲也) 講義内容:気候変動の要因について、具体例をあげて講義する。 |
7 |
講義テーマ:気候変動による雪氷圏の変化(藁谷哲也) 講義内容:気候変動によって引き起こされた雪氷圏の変化について講義する。 |
8 |
講義テーマ:環境破壊とNPOの取組(木下征彦) 講義内容:環境問題に取り組み、その対応に貢献しているNPOの活動を具体的に提示する。 |
9 |
講義テーマ:国境を超えるNPO活動(木下征彦) 講義内容:国境を越えたNPOの活動の具体例とその問題点について議論する。 |
10 |
講義テーマ:科学技術の発展と生命倫理(江川 晃) 講義内容:社会経済の進歩に貢献してきた科学技術と生命倫理の関係について講義する。 |
11 |
講義テーマ:科学技術の発展と応用倫理(江川 晃) 講義内容:社会経済の進歩に貢献してきた科学技術と応用倫理の発展について講義する。 |
12 |
講義テーマ:科学技術と技術者倫理(江川 晃) 講義内容:科学技術の担い手である科学者や技術者が重視すべき新たな倫理観について講義する。 |
13 |
講義テーマ:人間は何を考えてきたか(嘉吉純夫) 講義内容:人間の精神的な面から、人生における経済活動と精神活動の繋がりについて講義する。 |
14 |
講義テーマ:人生とは何か(嘉吉純夫) 講義内容:充実した人生とは何かについて、講義する。 |
15 |
講義テーマ:総括(葭田光三) 講義内容:講義を通じてのテーマである経済・生命・倫理についてのまとめと、それに関しての討議を行う。 |
その他 | |
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教科書 | 大塚友美 『経済・生命・倫理---増補版--- (ANシリーズNo.1)』 文眞堂 2011年 第1版 |
参考書 | 授業中に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) レポートは、指定された様式に従うこと。 |
オフィスアワー | 授業中に指示する。 |