総合研究１～８人口経済学入門（人口と経済のモデル分析）

授業テーマ	人口現象と経済現象との因果関係について考察する。
授業のねらい・到達目標	今日、少子高齢化と人口減少という課題に直面している我が国では、経済活力の減退が懸念されるに至っている。本講義においては、こうした人口現象と経済現象との間にある因果関係を実証的に考察することを通して、我が国の将来を考える。
授業の方法	講義形式によって人口理論・経済理論等を紹介した後、その妥当性をコンピュータ実習によって確かめる。
履修条件	なし。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	予習、復習を必ず行うこと。

授業計画
1	ガイダンス：人口経済学とは何か
2	人口モデルの概要
3	人口モデルのコンピュータ演習
4	人口転換理論
5	回帰分析とダミー変数
6	死亡の経済学
7	コンピュータによる生命表の作成
8	コンピュータによる寿命関数の作成
9	出生の経済学
10	コンピュータによる出生関数の作成
11	経済の成長と発展に関する理論
12	計量経済モデル：コンピュータによるシミュレーション分析
13	人口経済計量モデルの構築（１）
14	人口経済計量モデルの構築（２）
15	総括：シミュレーション分析

その他
教科書	大塚友美『Excelで学ぶ人口経済学』創成社 2011年第１版大塚友美他『Excelで学ぶ情報処理（AN21研究シリーズ（No．2））』文眞堂 2008年第１版
成績評価の方法及び基準	レポート(50%)、授業内の提出物（コンピュータ演習の結果）(50%) 授業内における提出物、およびレポートを総合的に判断して判定する。ただし、出席が授業回数の3分の2に達していない場合は、不合格とする。
オフィスアワー	水曜日、木曜日、金曜日の１時から２時。

総合研究１～８ 人口経済学入門（人口と経済のモデル分析）