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科目名 | 総合研究1~8 アジアにおける地域協力の可能性-いま,なぜアジア共同体なのか- | ||||
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教員名 | 青木 一能他 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | アジアにおける地域協力の可能性について検討し、対立の緩和はもとより、アジアの安定と平和を構築する方途を考える。 |
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授業のねらい・到達目標 | 従来の総合研究と異なって、本講座は多数の海外の専門家を招聘して講義を行う。そのうえで受講生が積極的にそうした講師と意見交換をすることを目的としている。 多くの外国語によって授業が行われることになるが、その言語を通してもあるいは日本語の通訳を通しても議論できるように企画されている。また、成績評価はレポートを中心に行うが、受講生のなかで優秀なレポートを提出した学生諸君には顕彰する制度もある。これらの授業を進めるうえで「ワンアジア財団」からの支援を受けていることを明記しておきたい。 |
授業の方法 | 授業は各講師の提出するペーパーに基づいて行われる。ペーパーは極力翻訳されるように準備したいが、この際、原文で読解できる能力を身につける努力もしてほしい。なお、それら提出されたペーパーは一冊の本として出版する予定になっているが、可能な限り、講義開始までに準備できるようにしたい。 |
履修条件 | 積極的な参加姿勢はもとより、外国人講師による講義が多いことから、恐れずディスカッションに加わる熱意も求められる。是非、各国の地域協力に関する意見を聴取し、多角的な視座で物事を考える能力を備えてほしい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 講義までに講師が提出するペーパーを配布するつもりだが、それらを事前に読んでおくことは必要である。 |
授業計画 | |
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1 |
グローバル化時代におけるアジア共同体への要請 青木一能(文理学部教授) |
2 |
ナショナリズムとトランスナショナリズムの相克 石川晃司(文理学部教授) |
3 |
中国からみたアジア共同体-文化面からのアプローチ 張 永宏(中国雲南大学教授) |
4 |
韓国からみたアジア共同体への経済・金融のアプローチ 金 在仁(韓国高麗大学教授) |
5 |
モンゴルからみたアジア共同体 Sh.Enkhbayar(環日本海経済研究所主任研究員) |
6 |
韓半島の安全保障とアジア共同体 鄭 勛燮(国際関係学部准教授) |
7 |
台湾からみたアジア共同体 段 瑞聡(慶応義塾大学教授) |
8 |
EUからみる文化的紐帯とアジア共同体 坂井一成(神戸大学大学准教授) |
9 |
ASEANの経験からみるアジア共同体ータイからの視線 Rungsun Lertnaisat(泰日工業大学教授) |
10 |
ASEANの経験からみるアジア共同体ーインドネシアからの視線 Dianni Risda(インドネシア教育大学教授) |
11 |
日本からみたアジア共同体構想 日吉秀松(文理学部助教) |
12 |
アジアの国際関係とアジア共同体 初 暁波(北京大学准教授) |
13 |
アジア共同体と市民 鄭 俊坤(ワンアジア財団首席研究員) |
14 |
受講生による総括討論:アジア共同体の意義と問題を議論しよう 青木・石川・日吉 |
15 |
アジア共同体の創設をめざして 佐藤洋治(ワンアジア財団理事長) |
その他 | |
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参考書 | 参考書は特にしていないが、授業の進行に合わせて必要な文献・資料に関してアドバイスする。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、レポート(60%)、授業参画度(20%) レポートを中心に評価する。レポートに関しては先に触れたように、優秀な内容のレポート提出者に関しては、講師陣による協議に基づき「優秀論文賞」といった顕彰を行う予定である。ただし、レポートのみにならず、毎回の抗議の参加姿勢、特にディスカッションに対する積極的姿勢も評価の対象となるので注意してほしい。 |
オフィスアワー | 火曜日 16時10分から17時まで 水曜日 11時から12時まで |
備考 | なお本講座は、15週中少なくとも12週は内外の講師による授業のため、講師側の不測の事態によってシラバスに書かれている順序通りに行われない可能性もある。したがって、最終的な講師の日程に関して別途進行表を配布することを承知してほしい。 |