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科目名 | ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 久保田 裕之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 「家族」と「福祉」の社会学1 |
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授業のねらい・到達目標 | 個人化する社会の中で大きく変化する「家族」と「福祉」は、現代を読み解くうえで最も重要なテーマのひとつである。この授業では、たとえば「DV」「三号被保険者」「ひきこもり」「生活保護」「消えた高齢者」といった「家族」と「福祉」に関する社会問題・社会現象の中から、各自が最も興味のある社会学的なトピックを設定し、先行研究のレビューおよび調査を行い、研究報告とゼミナール内での討論を通じて、最終的にゼミ論文計画書(A4で20頁程度)を完成させることを目的とする(※実際にゼミ論文、ないし、卒業論文を執筆するのは翌年です)。 |
授業の方法 | 原則として、少人数の演習形式で実施する。毎回交代で2人~3名程度が調べてきた内容や文献の報告を行い、全員で議論することを繰り返しながら、(1)研究テーマの選び方、(2)資料や文献の集め方、(3)論理的な論証の仕方、(4)プレゼンテーションの仕方、(5)ゼミナールでの討論の仕方など、論文執筆のみならず就職活動にも役立つ学問的な能力を身につけてる。 |
履修条件 | 原則として、セレクションの結果受講を認められた社会学科3年生 また、必須ではないが、「家族」や「福祉」についての基本的な理解を身につけるために、「家族社会学」、「社会福祉学」、および、福祉社会論関連の科目と併せて受講することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | 前期ガイダンス:授業の進め方と年間スケジュール |
2 | 基礎講義(1):家族社会学の基礎 |
3 | 基礎講義(2):福祉社会学の基礎 |
4 | 準備報告会(1):テーマの選定と研究計画 |
5 | 準備報告会(2):テーマの選定と研究計画 |
6 | テーマに関連する文献の検索(1): |
7 | テーマに関連する文献の検索(2): |
8 | テーマに関連する文献の講読(1): |
9 | テーマに関連する文献の講読(2): |
10 | 新聞・雑誌記事調査(1): |
11 | 新聞・雑誌記事調査(2): |
12 | 中間報告会(1):先行研究と調査方法 |
13 | 中間報告会(2):先行研究と調査方法 |
14 | 中間報告会(3):先行研究と調査方法 |
15 | 前期のまとめ:夏休みのプレ調査に向けた課題 |
16 | 後期ガイダンス:ゼミ論文計画書の執筆に向けて |
17 | 方法論講義(1):量的調査 |
18 | 方法論講義(2):質的調査 |
19 | 方法論講義(3):参与観察 |
20 | ゼミ論文計画書の構成案の提出と議論 |
21 | プレ調査報告会(1): |
22 | プレ調査報告会(2): |
23 | プレ調査報告会(3): |
24 | 応用講義(1):家族社会学の理論と枠組み |
25 | 応用講義(2):福祉社会学の理論と枠組み |
26 | 論文執筆にかかわる注意点(冬休み前) |
27 | ゼミ論文計画書の提出(冬休み明け) |
28 | 研究報告会(1): |
29 | 研究報告会(2): |
30 | 研究報告会(3)と後期のまとめ:ゼミナール総評と春休みの課題 |
その他 | |
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教科書 | 湯沢雍彦・宮本みち子編 『新版 データで読む家族問題』 NHK出版会(定価1,124円) 2008年 戸田山和久 『新版 論文の教室』 NHK出版会(定価1,260円) 2012年 指定した教科書はデータブックに近いものだが、現代の家族をめぐる状況を統計的に概観するうえでも重要なので、遅くとも2回目の授業までに用意しておくこと。ネットなどで古本を購入してもかまわないが、その場合は版の新しさに注意すること(授業では新版を用います)。また、論文の書き方についての教科書も挙げておくので、持っていない受講生はこの機会に購入しておくこと。 |
参考書 | 畠中宗一編 『よくわかる家族福祉 第2版』 ミネルヴァ書房 2006年 第2版 野々山久也編 『家族福祉の視点――多様化するライフスタイルを生きる』 1992年 三重野卓・平岡公一 『改訂版 福祉政策の理論と実際―福祉社会学研究入門』 東信堂 2006年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 学期末に提出するゼミ論文計画書(A4で20頁程度)50%、および、授業参加(出席+リアクションペーパー)50%をもとに総合的に評価する。詳細は初回の授業ガイダンスで確認すること。 |
オフィスアワー | 初回の授業ガイダンスで指示する。 |