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社会学演習

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科目名 社会学演習
教員名 松橋 達矢
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 通年 履修区分 必修
授業テーマ 歴史社会学という営み――「昭和」とはいかなる時代か?
授業のねらい・到達目標 「昭和」という受講生がリアリティを持ちにくい社会/時代と向き合うことで、
 1)受講生が有する「異邦人の眼」を最大限生かし、社会学的想像力を活性化する。
 2)活性化された社会学的想像力を社会学的研究へと結びつけていくのに必要な知識と
   スキルを報告・討論を通じて身につける。
 3)現代日本社会を研究する際に必要な基礎的知識(近現代史)を習得する。
 4)三年次の完成科目受講に向けて、自分なりの研究テーマと課題を発見する。
授業の方法 本年度は、教員が設定した課題文献の輪読の後、NHKスペシャル『東京風景(全5巻)』を導きの糸として、1)『東京風景』各巻視聴とサブテーマの決定、2)サブテーマに関する(社会学者のまなざしが記された)文献の整理・報告・討論、3)サブテーマの当時の状況を示す各種資料(統計、雑誌・新聞記事等)を用いた問題提起と討論、という3ステップを踏まえ、戦後日本社会(わけても東京)の実相を立体的に描き出していくとともに、その歴史的意味について考察を深めていく。
履修条件 セレクションによって受講が決定した学生
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業計画は進行の度合いや内容の多寡によって前後する場合あり。
サブテーマは受講生の関心に即しつつ、なるべく多岐にわたるよう配慮する。
テーマの関係から、高校まで学んだ日本史や政治経済等の基礎知識を復習しておくと理解を助ける。
授業計画
1 ガイダンス
2 課題文献の輪読・討論①
3 課題文献の輪読・討論②
4 課題文献の輪読・討論③
5 課題文献の輪読・討論④
6 『東京風景 1 1945-1955 東京ブギウギ』視聴+サブテーマⅠ・Ⅱ決定
7 サブテーマⅠに関する社会学的研究文献について報告・討論
8 サブテーマⅡに関する社会学的研究文献について報告・討論
9 サブテーマⅠに関する各種資料を用いた問題提起・討論
10 サブテーマⅡに関する各種資料を用いた問題提起・討論
11 『東京風景 2 1956-1961 新しき庶民のパノラマワールド』視聴+サブテーマⅢ・Ⅳ決定
12 サブテーマⅢに関する社会学的研究文献について報告・討論
13 サブテーマⅣに関する社会学的研究文献について報告・討論
14 サブテーマⅢに関する各種資料を用いた問題提起・討論
15 サブテーマⅣに関する各種資料を用いた問題提起・討論
16 『東京風景 3 1962-1964 オリンピックへ!東京大改造』視聴+サブテーマⅤ・Ⅵ決定
17 サブテーマⅤに関する社会学的研究文献について報告・討論
18 サブテーマⅥに関する社会学的研究文献について報告・討論
19 サブテーマⅤに関する各種資料を用いた問題提起・討論
20 サブテーマⅥに関する各種資料を用いた問題提起・討論
21 『東京風景 4 1965-1970 熱狂の東京パビリオン』視聴+サブテーマⅦ・Ⅷ決定
22 サブテーマⅦに関する社会学的研究文献について報告・討論
23 サブテーマⅧに関する社会学的研究文献について報告・討論
24 サブテーマⅦに関する各種資料を用いた問題提起・討論
25 サブテーマⅧに関する各種資料を用いた問題提起・討論
26 『東京風景 5 1971-1980 東京ホリデー』視聴+サブテーマⅨ・Ⅹ決定
27 サブテーマⅨ関する社会学的研究文献について報告・討論
28 サブテーマⅩ関する社会学的研究文献について報告・討論
29 サブテーマⅨに関する各種資料を用いた問題提起・討論
30 サブテーマⅩに関する各種資料を用いた問題提起・討論
その他
教科書 授業開講時に指示する。
参考書 授業開講時に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(40%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 授業開講時に指示する。

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