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科目名 | 歴史と社会1 | ||||
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教員名 | 金山 泰志 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 明治期日本の中国観 |
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授業のねらい・到達目標 | 情報化社会やグローバル時代にある現代において、自国の「他国・他者理解」の問い直しは重要な課題である。その問い直しを行う上で、現在の国際社会において強い存在感を示し、日本とも深い関係にある中国に注目し、その国に対するイメージ形成を考える。また、実証的把握の難しい戦前の〝一般的〟な中国観を、歴史学・社会学的手法を用いて明らかにするというプロセスを順序立てて理解することを目指す。 |
授業の方法 | 配布プリントを用いた講義形式をとる。毎回、出席票の裏に授業の感想・質問などを書いてもらう。授業の序盤では、中国観に関する簡単なアンケートを取る予定である。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 本講義は現在の日本の中国観を扱ったものではないが、現在の中国観は過去の中国観の延長線上にある。そのため、現在の日中関係や中国の動向などについて興味関心を持つことも重要である。一方で、個人的感情と本講義における中国観を同一視しないよう気をつけて欲しい。同時代的視点を持つことが望まれる。なお、授業計画は変更する場合もある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業内容・方針の説明、諸注意など) |
2 | 中国観研究序説―メディア史料から見る中国観― |
3 | 現在の中国観との関係―アンケートを資料に― |
4 | 明治期の教育史概説 |
5 | 明治期の教科書から見る中国観 |
6 | 明治期の教育実態から見る中国観 |
7 | 明治期の児童文学史概説 |
8 | 明治期の児童雑誌から見る中国観―日清戦争前後―(1) |
9 | 明治期の児童雑誌から見る中国観―日清戦争前後―(2) |
10 | 明治期の児童雑誌から見る中国観―日露戦争前後―(1) |
11 | 明治期の児童雑誌から見る中国観―日露戦争前後―(2) |
12 | 明治期の児童雑誌から見る西洋観―中国観との比較― |
13 | 授業内試験と解説(1) |
14 | 授業内試験と解説(2) |
15 | 講義内容の補足とまとめ |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、平常点(50%) 平常点は、出席票(感想の有無)で評価。試験は、第13回または第14回の授業時に行う。 |
オフィスアワー | 初回ガイダンス時に通知する。 |
備考 | 私語厳禁。 |