思想史５

授業テーマ	技術と自然の倫理思想史
授業のねらい・到達目標	近・現代の西洋の哲学者を中心に、技術と自然の倫理思想史を概観し、さらに現代社会の諸問題について考察する。そのことにより、技術と自然に関する倫理思想の可能性や現実の諸問題に対する理解を深め、公共的な思考法を習得することが、この授業の目的である。
授業の方法	講義を中心とする（グループディスカッションを行う）。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	毎回のディスカッション問題に対する考察を深めること。なお、初回はシラバスの詳細に関するガイダンスを行うため、必ず出席すること。

授業計画
1	イントロダクション
2	技術と自然の倫理思想（１）カント
3	技術と自然の倫理思想（２）ショーペンハウアー
4	技術と自然の倫理思想（３）カントとショーペンハウアー
5	技術と自然の倫理思想（４）ホルクハイマー・アドルノ
6	技術と自然の倫理思想（５）ヨナス
7	技術と自然の倫理思想（６）ホルクハイマー・アドルノとヨナス
8	技術と自然の諸問題（１）
9	技術と自然の諸問題（２）
10	技術と自然の諸問題（３）
11	論点の整理とまとめ
12	技術と自然の諸問題（４）
13	理解度の確認
14	技術と自然の諸問題（５）
15	総括

その他
教科書	授業中にコピーを配付する。
参考書	主要なテキストは資料として配付する。
成績評価の方法及び基準	授業内テスト(48%)、授業参画度(52%) 授業参画度を重視する。毎回の授業で提示されるディスカッション問題に対する考察を深め、コメントペーパーの記述を積極的に行うこと。
オフィスアワー	水曜と金曜の14～17時、2号館11階助教室