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科目名 | 宗教学1 | ||||
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教員名 | 服部 弘瑞 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 「宗教」とは何か / 日本の宗教 |
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授業のねらい・到達目標 | 「宗教」とは何かということも、またそれを研究する「宗教学」が何かということも、実は未だに明確になっていない。宗教学者や研究者などのそれらに対する考え方や研究方法等が一定していないからである。そこで前半ではそれらの問題について、そして後半では「日本の宗教」について共に学び、考え、そして学問してゆく。この授業では「宗教」に関する様々な知識を身につけるとともに、「宗教」に関して主体的に考える力を養うことをめざす。 |
授業の方法 | 基本的には講義形式で授業を進める。 ただし、初回に「宗教」に関するアンケートを実施したり、またほとんど毎回出席をとる意味も含めて「コメントペーパー」に書いて戴く。また今年度は第12回目の7/2 (水) の授業の時に「宗教」及び「宗教学」に関する授業内試験を行う予定である。従って、その日は欠席しないようにして戴きたい。その授業内試験の内容であるが、あらかじめ受講生に「宗教に関する図」と「自分と宗教に関する図」を考えてきて戴き、その時間内でそれらの図、並びにそれらに関する小論文を書いて戴くというものである。その詳細については授業の時に説明する予定である。 |
履修条件 | 受講希望者が多数の場合には、初回の授業でとる「宗教学アンケートⅠ」に基づき、その定員数まで受講者制限(履修制限)をするので、受講希望者は必ず初回の授業には出席すること。初回の授業で定員数まで達した場合には、二回目以降に来られる受講希望者は受講不可となるので、御承知置き戴きたい。〔※ なお、受講可とならなかった学生、即ち受講不可となった学生が履修登録をしても評価対象外(無効)になるので、そういうことはしないように!〕 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 毎回の授業内容を復習し、そこで気になることや疑問に思うことは自分で出来るだけ調べて授業にのぞむこと。またどれだけ調べても解らない問題に関しては、毎回授業の最後に提出するコメントペーパーにその気になる点や疑問点を書くようにすること。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション ─「宗教」と「宗教学」に関して ─ * 受講希望者は「宗教学アンケートⅠ」に答える。 |
2 | 「宗教」とは何か? ─ 宗教に関する諸問題について ─ |
3 |
宗教的集団の活動としての宗教について ─ 宗教社会学が対象とする宗教 ─ |
4 |
個人として成り立つ宗教について ─ 宗教哲学・個人的信仰など ─ |
5 | 「神的なるもの」(神や仏など)・宗教の創唱者や教祖について |
6 |
宗教の定義の問題 ─「有神論的権威主義的宗教」等について ─ |
7 | 日本古代の宗教 ⑴ ─ 古神道・仏教伝来・奈良仏教 ─ |
8 | 日本古代の宗教 ⑵ ─ 平安仏教〔最澄・空海〕─ |
9 | 日本中世の宗教 ⑴ ─ 鎌倉仏教〔法然・親鸞〕─ |
10 | 日本中世の宗教 ⑵ ─ 鎌倉仏教〔栄西・道元〕─ |
11 |
日本中世の宗教 ⑶ ─ 鎌倉仏教〔日蓮〕─ 日本近世の宗教 ⑴ ─ キリスト教 ─ |
12 | 日本近世の宗教 ⑵ 【授業内試験 宗教学1】 |
13 | 日本近世の宗教 ⑶ ─ 儒教・道教・教派神道 ─ |
14 | 課題学習 |
15 |
総括 ─ 日本近現代の宗教・【授業内試験】講評・これからの宗教を考える ─ |
その他 | |
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教科書 | 特定の教科書は用いないが、必要な時はプリントの資料を用いて授業を進める。 |
参考書 | 授業中に紹介したい。 |
成績評価の方法及び基準 | 以下の基準による(100%) 総合的に評価したいと考えている。 即ち、出席点・平常点〔コメントペーパーや課題学習の提出物に基づいて〕(40%)、7/2 (水)の【授業内試験】(60%)によって評価する。(その【授業内試験】に関しては、上記の「授業の方法」の項を参照せよ。) 〔※ なお、7/2 (水)の【授業内試験】をやむを得ない理由で受けられなかった受講生は、その理由を書き添えて、同内容の問題の解答(B4×2)を最終回の7/23(水)の授業終了時刻まで提出することが出来るものとする。〕 |
オフィスアワー | 水曜日の5時限目に講師室にて受け付けたいと思っているが、オフィースアワーに来られたい方は授業の後にでも連絡し、アポを取っておくこと。 |