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西洋史特講3

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科目名 西洋史特講3
旧カリキュラム名 西洋史特講3
教員名 坂口 明
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 「五賢帝」の時代のローマ帝国 1:政治過程、都市
授業のねらい・到達目標 紀元2世紀のローマ帝国は、「五賢帝」とよばれる皇帝たちのもとで政治が安定し経済も繁栄した、帝国の最盛期と考えられている。この時代のローマ帝国の姿を、さまざまな角度から検討する。前期では、政治過程と都市社会を取り扱う。単に史実を学ぶだけでなく、史料に基づいて歴史像がどのようにかたちづくられているかを理解し、歴史を考える力を養うことを目標とする。
授業の方法 教科書等は使用せず、口述を中心とする。プリントを配布し、史料に基づいた理解が得られるようにする。イメージとしても捉えられるように随時DVDも使用する。
授業計画
1 ガイダンス
2 帝政最初期の政治構造と社会構造
3 ネロ死後の内乱とフラウィウス朝の成立
4 ドミティアヌスの統治と「五賢帝」時代の始まり
5 ネルウァ、トラヤヌス
6 ハドリアヌス
7 アントニヌス・ピウス、マルクス・アウレリウス
8 皇帝礼拝(1)
9 皇帝礼拝(2)、ローマ市民とはなにか
10 地中海世界のローマ化と都市化
11 都市社会(1)都市参事会
12 都市社会(2)組合
13 授業内試験による到達度の確認
14 各自の問題設定による学習
15 総括
その他
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
出席はとらないが、授業に出ずに単位を取得することは難しい。
オフィスアワー 開講時に指示する。

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