文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 国文学科 > テーマ研究1
日本大学ロゴ

テーマ研究1

このページを印刷する

科目名 テーマ研究1
教員名 梶川 信行
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 高等学校「国語総合」の万葉歌
授業のねらい・到達目標 高等学校の国語の授業で、『万葉集』について勉強して来た学生も多いと思われる。しかし、大学で勉強する『万葉集』は、それとは大きな違いがある。どのように違うかということを考えるために、まずは高等学校の教科書の『万葉集』とはどのようなものだったのかを知ることから始めたい。
 実は、教科書にはたくさんの問題がある。間違いもある。それを知ることを通して、大学でどう学ぶかを考えてほしいと思う。
 教員免許状取得を希望する者に対応して、社会全体に共通する普遍的テーマについて、理解を深め、自ら考え、調査し、生徒を指導できる力を養うため、必要に応じて実地の見学・調査等を行いつつ、ディスカッション等を中心とした演習形式の授業を行う。
授業の方法 『万葉集』を読み進めつつ、調査の方法などについて、できるだけ具体的に説明したい。そのうえで、1人1人に課題を与え、各自が調べて来たことを、授業中に報告させる。それを基にして、最終的に小冊子を作成する予定である。
履修条件 クラス指定がある。
授業計画
1 ガイダンス・課題と調査方法の説明
2 万葉集の概観
3 高等学校国語教科書の中の万葉歌1
4 高等学校国語教科書の中の万葉歌2
5 高等学校国語教科書の中の万葉歌3
6 高等学校国語教科書の中の万葉歌4
7 学生の報告と質疑応答1
8 学生の報告と質疑応答2
9 学生の報告と質疑応答3
10 学生の報告と質疑応答4
11 学生の報告と質疑応答5
12 提出原稿の見直しと訂正
13 高等学校国語教科書の中の万葉歌5
14 高等学校国語教科書の中の万葉歌6
15 まとめ
その他
教科書 鶴久・森山隆 『萬葉集』 おうふう 1972年
『万葉集』以外の作品については、プリントを用意するか、プロジェクタを使用して、スクリーンで見せる。
参考書 授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、レポート(50%)
 課題を2度与える予定である。それが評価の基本である。また授業中に、さまざまな問題について考えさせ、書かせることもあるが、それも評価の対象となる。
出席は評価の対象にはしないが、3分の2に満たない学生には、単位を認定しない。遅刻は3回で、欠席1回とカウントする。
オフィスアワー 月・木・金だが、具体的な時間は開講時に伝える。

このページのトップ