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科目名 | テーマ研究2 | ||||
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教員名 | 梶川 信行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 『万葉集』の渡来系の人々 -古典を学ぶことの意義を考える- |
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授業のねらい・到達目標 | 『万葉集』の誕生した7、8世紀は、唐を中心としたグローバル化の時代であった。平城京という空間は、唐の都城をモデルとして造営された国際標準に基づく都市だったが、そこには中国大陸や朝鮮半島から渡って来た人の姿も、たくさんあった。『万葉集』には、そうした渡来系氏族の人たちが数多く登場する。彼らの存在を含めて、古代の歌の世界があったのだ。この授業では、渡来系氏族の人たちに注目することで、日本文学史の原点がどのようなものであったのかを考えてみたいと思う。 教員免許状取得を志望する者に対応して、社会全体に共通する普遍的テーマについて、理解を深め、自ら考え、調査し、生徒を指導できる力を養うため、必要に応じて実地の見学・調査等を行いつつ、ディスカッション等を中心とした演習形式の授業を行う。 |
授業の方法 | 上代の文学作品を読み進めつつ、調査の方法などについて、できるだけ具体的に説明したい。その上で、1人1人に課題を与え、各自が調べて来たことを、授業中に報告させる。それを基にして、最終的に小冊子を作成する予定である。 |
履修条件 | クラス指定がある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス 古代的世界観を考える |
2 | 『万葉集』の概説 |
3 | 『万葉集』中の渡来系氏族の人々1 |
4 | 『万葉集』中の渡来系氏族の人々2 |
5 | 『万葉集』中の渡来系氏族の人々3 |
6 | 『万葉集』中の渡来系氏族の人々4 |
7 | 学生の報告と質疑 |
8 | 学生の報告と質疑 |
9 | 学生の報告と質疑 |
10 | 学生の報告と質疑 |
11 | 学生の報告と質疑 |
12 | 原稿の確認と訂正 |
13 | 『万葉集』中の渡来系氏族の人々5 |
14 | 『万葉集』中の渡来系氏族の人々6 |
15 | 冊子の評価とまとめ |
その他 | |
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教科書 | 鶴久・森山隆 『萬葉集』 おうふう 1972年 『万葉集』以外の作品については、プリントを用意するか、プロジェクタを使用して、スクリーンで見せる。 |
参考書 | 授業中、適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、レポート(50%) 課題を2度与える予定である。それが評価の基本である。また授業中に、さまざまな問題について考えさせ、書かせることもあるが、それも評価の対象である。 出席を評価の対象にはしないが、3分の2に満たない学生には、単位を認定しない。遅刻は3回で、欠席1回とカウントする。 |
オフィスアワー | 月・木・金。具体的な時間は開講時に伝える。 |