文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 III 群 > 上代文学講義1
日本大学ロゴ

上代文学講義1

このページを印刷する

科目名 上代文学講義1
教員名 梶川 信行
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 国語教科書の中の『万葉集』
授業のねらい・到達目標 この講義では、高等学校「国語総合」の教科書に見られる『万葉集』を扱う。そこにはたくさんの問題点が存在するばかりでなく、事実誤認と言うしかない記述も含まれる。全体に、古い常識に基づいており、現在の研究水準から見ると、半世紀は遅れている。そうした教科書の背後には、どのような問題が隠されているのか。また、それはどのように使えばいいのか。教科書を通して、今日的な『万葉集』の課題が見えて来るのではないかと思われる。
授業の方法 講義を中心とするが、毎時間プロジェクタを使い、さまざまな画像を見せる。また、授業中に小さな課題を与えることも考えている。
授業計画
1 ガイダンス 『万葉集』とは何か
2 高等学校「国語総合」の概要
3 「国語総合」の中の『万葉集』1 額田王
4 「国語総合」の中の『万葉集』2 柿本人麻呂
5 「国語総合」の中の『万葉集』3 柿本人麻呂
6 「国語総合」の中の『万葉集』4 山部赤人
7 「国語総合」の中の『万葉集』5 山部赤人
8 「国語総合」の中の『万葉集』6 山上憶良
9 「国語総合」の中の『万葉集』7 大伴旅人
10 「国語総合」の中の『万葉集』8 大伴家持
11 「国語総合」の中の『万葉集』9 大伴家持
12 「国語総合」の中の『万葉集』10 その他の歌人
13 「国語総合」の中の『万葉集』11 東歌
14 「国語総合」の中の『万葉集』12 防人歌
15 まとめ
その他
教科書 鶴久・森山隆 『萬葉集』 おうふう 1972年
参考書 その他については、授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(80%)
授業の内容を反映しないレポート、参考文献を丸写ししたレポートは、評価の対象としない。
なお、レポートの書き方、評価の方法などに関するプリントを6月頃に配布する予定である。
オフィスアワー 月・木・金。具体的な時間は開講時に伝える。

このページのトップ