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ジェンダー論

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科目名 ジェンダー論
教員名 姚 毅
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ ジェンダー論1
授業のねらい・到達目標 本講義は、人口問題、産業政策などを意識し、人々のライフスタイルの中核にある性と生殖をめぐる幾つかのトピックスを取り上げ、ジェンダー視点でこれらを捉えなおすことを目的とする。特に性と生殖の主体を担っている女性に焦点を当て、性別役割分担や「らしさ」等の観念の形成を人口・産業政策と結びつけて考えてみる。こうした具体的なトピックスの考察を通じて、ジェンダーという学問は如何なる学問であるか、現代社会にとって如何に重要な視点であるかを学習していく。
授業の方法 講義を中心に、内容をよく理解するために映像やディスカッションも取り入れる予定。
授業計画
1 イントロダクション:何を、如何に学ぶのか
2 ジェンダー学入門① 女らしさって?男らしさって?--女性性と男性性
3 ジェンダー学入門② 男は仕事、女は家事?--性差・性役割
4 人口・産業政策からみた「主婦」① 日本の場合
5 人口・産業政策からみた「主婦」② 東アジアの場合
6 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ① 母性とは?
7 リプロダクティブ・ヘルス/ライツ② 中絶と女性の権利
8 福祉、医療現場とジェンダー
9 ドメスティック・バイオレンス
10 階層・民族・ジェンダーの交錯:従軍慰安婦問題を考える① 映像鑑賞
11 階層・民族・ジェンダーの交錯:従軍慰安婦問題を考える② ディスカッション
12 ジェンダーアイデンティティ(性同一性障害)
13 セクシュアル・オリエンテーション(映像鑑賞とディスカッション)
14 試験
15 学習のまとめ
その他
教科書 開講時に教科書を指示する。
参考書 千田 有紀・中西 裕子・青山 馨 『ジェンダーをつかむ』 有斐閣 第2013年、3月版
加藤 秀一 『ジェンダー入門』 朝日新聞社 第2006版
鶴田 幸恵 『性同一性障害のエスノグラフィ』 ハーベスト社 2009年
江原 由美子、山田 昌弘 『ジェンダーの社会学』 日本放送出版協会 2003年
成績評価の方法及び基準 レポート(40%)、授業参画度(20%)、期末試験(20%)、授業内容についての感想文(20%)
出席状況、感想文、レポートと期末試験によって評価します。
オフィスアワー 開講時に全て指示します。

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