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中国現代文学演習2

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科目名 中国現代文学演習2
旧カリキュラム名 現代中国文学特殊研究2
教員名 山口 守
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 中国語中国文化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 台湾映画『孤恋花』のシナリオをテキストにして、台湾近代の歴史、文化、セクシュアル・マイノリティについて学ぶ。
授業のねらい・到達目標 映画を映像資料して利用しながら、文字テクストであるシナリオを中国語原文で読むことを通じて、映画の背景となっている戦後台湾社会に刻まれている二つの記憶(日中戦争・日本植民地統治)の傷痕とジェンダーやセクシュアル・マイノリティの問題を考える。また原作小説・映画シナリオ・映像資料を組み合わせることで、テクスト変容の問題も考察することになる。
授業の方法 前期の講義および『講座台湾文学』の学習を踏まえて、映画シナリオを読んでいく。中国語原文でシナリオを読むので、読解力の訓練をすることになる。ただし後期のみの受講も可能である。
履修条件 1年次、2年次の中国語必修単位を受講していること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 『孤恋花』の中国語シナリオを受講生が輪番制で日本語に翻訳する。『孤恋花』の原作小説は『台北人』に日本語訳があるので参照してもよい。前期にすでにシナリオをかなり読み終えているので、『孤恋花』を読み終えた後、時間があれば、日本占領統治開始期に抵抗運動を展開した客家(はっか)の人々を描いた映画『1895』のシナリオを読むことにしたい。この映画の原作『寒夜』(李喬)にも日本語訳がある。なお後期のみの受講生は、できるだけ夏休み中に『講座台湾文学』を読んで自習し、また日本語訳でよいので『孤恋花』の原作小説を読んでおいてほしい。
授業計画
1 事前学習・授業計画参照
2 事前学習・授業計画参照
3 事前学習・授業計画参照
4 事前学習・授業計画参照
5 事前学習・授業計画参照
6 事前学習・授業計画参照
7 事前学習・授業計画参照
8 事前学習・授業計画参照
9 事前学習・授業計画参照
10 事前学習・授業計画参照
11 事前学習・授業計画参照
12 事前学習・授業計画参照
13 事前学習・授業計画参照
14 事前学習・授業計画参照
15 事前学習・授業計画参照
その他
教科書 山口守 『講座台湾文学』 国書刊行会 2003年 第1版
前期の授業、もしくは他の授業で『講座台湾文学』を使用している受講生は改めて購入する必要はない。シナリオはコピーを配布する。
参考書 白先勇 『台北人』 国書刊行会 2008年
李喬 『寒夜』 国書刊行会 2005年
成績評価の方法及び基準 平常点(100%)
オフィスアワー 山口研究室
月・水・木随時、ただし事前に予約すること。
備考 1年次、2年次の中国語必修単位を修得していること

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