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科目名 | 中国社会文化演習4 | ||||
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旧カリキュラム名 | 中国語学特殊研究6 | ||||
教員名 | 及川 淳子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 1989年の天安門事件について考察する |
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授業のねらい・到達目標 | 1980年代の中国では、改革開放政策の推進によって民主化を求めるうねりが高まった。しかし、学生や市民による民主化運動は中国共産党の権力闘争に翻弄され、当局の武力弾圧によって幕を閉じた。これが1989年の天安門事件である。事件に関して、中国国内では現在でも報道や研究が厳しく規制され、歴史教育で扱われることもなく、中国現代史におけるタブーのひとつとなっている。 今年は天安門事件から25年という節目にあたり、国際的にも関心が高まっている。そこで、この授業では天安門事件を社会と文化の面から考察し、現在に与えている影響やその意義について考え、中国社会の今後の変化を展望する手がかりとしたい。 授業では、文献資料と映像資料を活用する。文献資料は、民主化運動の活動家で、後にノーベル平和賞を受賞した劉暁波と、学生運動のリーダーでアメリカ亡命後に歴史学者となった王丹の資料を中心に、中国語の文献を講読する。映像資料は、当時のニュースやドキュメンタリー映画などを活用する。 授業では、資料の講読、映像資料の分析、学期末のレポート作成により、①中国語の読解力、②問題発見能力、③自分の意見を表明する積極性と論理性を高めることを目標とする。 |
授業の方法 | 演習形式で行い、内容に応じて部分的に必要な講義と対話型の授業を行う。 授業の前半は資料の講読を中心とするので、受講生は事前に配布資料の指定範囲を予習しておく。授業の後半は、映像資料の視聴とそれに基づく受講生との対話を試みたい。 毎回の授業終了時にはコメントペーパーを提出し、これを平常点とする。 学期末には授業内容を参考に各自が天安門事件に関する研究テーマを設定し、レポートを作成・提出する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 1.授業終了時に次回の授業範囲を説明するので、配布資料を予習する。 2.中国語での情報検索、資料収集、資料読解によるレポート作成を課題とするため、積極的に中国語を活用する学習姿勢が求められる。 3.天安門事件を中心として、現代中国社会の諸問題について深く思考し、自分の意見を発表する積極性のある受講生を歓迎する。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 天安門事件概説 |
3 | 文献資料と映像資料1 |
4 | 文献資料と映像資料2 |
5 | 文献資料と映像資料3 |
6 | 文献資料と映像資料4 |
7 | 文献資料と映像資料5 |
8 | 文献資料と映像資料6 |
9 | 文献資料と映像資料7 |
10 | 文献資料と映像資料8 |
11 | 文献資料と映像資料9 |
12 | 文献資料と映像資料10 |
13 | 文献資料と映像資料11 |
14 | 文献資料と映像資料12 |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | プリント教材を配布 |
参考書 | 参考資料は授業時にリストを配布する |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、レポート(50%) 資料講読と授業参画度を総合的な平常点とする |
オフィスアワー | 1.授業終了後、教室にて 2.授業内でメールアドレスを伝えるので、個別に相談してください |