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科目名 | イギリス文学史2 | ||||
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旧カリキュラム名 | イギリス文学史2 | ||||
教員名 | 野呂 有子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | イギリス文学における伝統の継承と創造性の問題について文学史の上から概観する。ミルトンからメアリ・ウルストンクラフトまでを扱う。 |
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授業のねらい・到達目標 | イギリスの文学の16世紀から18世紀に至る主要な人物・作品・事項を概観し、イギリス文学における伝統の継承と創造性の問題について理解を深める。「文学史」という考え方がどのようにして成立したのかを理解することが第一の到達目標。第二は、文学史の中に取り入れられる作家群とそこから排除される作家群について、その境界はどのようなものであるのかについて自分なりの考え方を持つこと。 |
授業の方法 | 英文のテキストを読みつつ、必要な資料をもとに、講師が様々な解説を加える。学生は授業で扱われる作品や作家について、随時、前もってある一定の長さのリポートを作成・提出することが要求される。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | シラバスによって予め授業で取り扱う対象は明示されているのであるから、授業前にインターネットなどで簡単に当該文学者について情報を得ておくことが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス、Francis Bacon (1561-1626), Robert Burton (1577-1640), John Donne (1572-1631)を中心にして |
2 | William Shakespeare (1564-1616) とBen Jonson (1572-1637) を中心にして |
3 | John Milton (1608-1674) の散文について:Thomas Hobbes (1599-1679) と比較しながら |
4 | John Milton (1608-1674) の宗教性:John Bunyan (1628-1688) と比較しながら |
5 | John Milton (1608-1674) 作 Paradise Lost (1667): 聖書「創世記」と比較しながら |
6 | John Milton (1608-1674) 作 Paradise Lost (1667): 聖書「詩篇」と比較しながら |
7 | Daniel Defoe (1660-1731) とJonathan Swift (1667-1745) を中心にして |
8 | Joseph Addison (1672-1719) と Richard Steele (1672-1729) を中心にして |
9 | The Mock Form, Samuel Johnson (1709-1784) and James Boswell (1740-1795) を中心にして |
10 | Margaret Cavendish, Duchess of Newcastle (1624-1704), A Fountain of Gardens (1696-1701) を中心にして |
11 | Henry Fielding (1707-1754), Lawrence Sterne (1713-1768) and Oliver Goldsmith (1730?-1774)を中心にして |
12 | Mary Wollstonecraft Godwin (1759-1797)作 A Vindication of the Rights of Woman (1792) と Mary Wollstonecraft Godwin Shelley (1759-1851)作 Frankenstein (1818) を中心にして |
13 | 授業のまとめ |
14 | John Milton (1608-1674), Pro Populo Anglicano Defensio に関する課題の提出 |
15 | これまでの授業、授業内試験及び課題に関する総まとめ |
その他 | |
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教科書 | なし。教材は教師の用意したプリント等を随時配付する。 |
参考書 | 吉田徹夫他編著 『映画で楽しむイギリスの歴史』 金星堂 2011年 第1版 授業時に随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、平常点(20%)、レポート(20%)、授業参画度(20%) 出席状況重視、日頃の学習態度重視、日頃の小テスト、リポート、試験結果などのデーターを総合して評価する。 |
オフィスアワー | 野呂研究室にて毎火曜日お昼休みに行う。 |
備考 | 毎回必ず辞書(英和)を携帯すること。毎回、授業開始時に単語調べを行い、結果を提出することが要求される。単語調べの結果も成績の一部として反映される。 |