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科目名 | 社会学特殊講義1 | ||||
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教員名 | 堀越 直仁 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | リスク社会論 |
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授業のねらい・到達目標 | 現代社会はしばしばリスク社会だといわれる。とはいえ、何をするにしても不利益をこうむる可能性があるという意味では現代社会だけでなく狩猟・採集社会にもリスクがあると考えられなくもない。 本講義では社会制度によって配備されたリスクと個人の関係を中心に検討し、一見すると理不尽ないし不条理に見える暴力や事故(戦争やテロ、歩道に突っ込んでくる自動車など)に隠された社会体の論理を考えていく。 |
授業の方法 | 講義形式で行う。受講者の積極的な発言は歓迎するが、講義と無関係なおしゃべりには強制退出という「リスク」が伴うので注意すること。 |
履修条件 | なし。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 近代社会や近代化論に関する基礎的な知識があると理解の助けになる。したがって、事前学習をする場合は社会制度の側面から見た近代化論に目を通すことを進める。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | リスクとは何か(1) |
3 | リスクとは何か(2) |
4 | リスク社会の諸相(1)―U.ベックの描く社会 |
5 | リスク社会論の諸相(2)―N.ルーマンとA.ギデンズ |
6 | 医療とリスク |
7 | 自己決定の陥穽―インフォームドコンセントについて |
8 | 刑死者の減少と戦死者の増加―国民主権の含意するもの |
9 | 市民社会のリスク―ナポレオン以降の戦争 |
10 | 日常生活のリスク化 |
11 | 発明される事故 |
12 | 科学的発展の逆機能 |
13 | 犯罪・防犯とリスク |
14 | リスクを最小限にするとはどういうことか? |
15 | まとめ |
その他 | |
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参考書 | 授業内で適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(100%) |
オフィスアワー | ガイダンス時に指示する。 |