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総合研究10 (キャリアデザイン2)-企画とプレゼンの実践的研究-

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科目名 総合研究10 (キャリアデザイン2)-企画とプレゼンの実践的研究-
教員名 中瀬 剛丸
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 企画とプレゼンの実践的研究 ーアイデアを形にして、魅力的に伝えるー
授業のねらい・到達目標 将来どのような進路に進むにしても、自分の意思を課題に沿って明確にし、それを文書にし、かつ口頭で説明するノウハウは必要不可欠です。犬でさえ飼い主に尾っぽをふり、ネコでさえ喉を鳴らすのです。黙っていても自分の意思は他者には伝わりません。しかしそのことは何も天才的なヒラメキや、何万時間ものエネルギーを投入する作業を必要とはしません。芸術作品を制作するのではありませんから。この授業では企業の採用選考で実際に出された課題を題材にして、模擬的に企画書を作成し、プレゼンテーションをする過程を通じて、企画とプレゼンのノウハウを身に付けてもらうことを目指しています。文書作成のひとつをとっても、それなりのルールがあります。口頭でのプレゼンも同様です。それぞれの個性に沿って企画書を完成させたとき、知的な作業を終えたときに誰もが感じる達成感を味わうはずです。
授業の方法 毎回課題を課します。その積み重ねの螺旋状に上り詰めたところにゴールがあります。ですから授業には出席せず、企画書だけ提出して単位を取ることは、まず100%無理です。
履修条件 地道に螺旋階段を上る意思があることが前提です。
授業計画
1 ガイダンス:授業の進め方と成績評価の方法を詳しく説明します。
2 人前で話す基本:友だちとの私的な会話=おしゃべりと、人前で話す事=パブリックスピーキングの違いを解説します。
3 3分間スピーチ:前の週にテーマを示し、そのテーマに沿った3分間スピーチをしてもらいます。人前で話す基本ができているかどうかをチェックします。
4 1分間スピーチ:その場で示されたテーマで、その場で1分間のスピーチをしてもらいます。それぞれに対して、違うテーマを示します。
5 講座の企画の芽だし:カルチャーセンターの新しい講座を企画するというのが最初の課題です。自分の知識、経験を総動員して、関連する資料を探索して、アイデアをひねり出します。
6 講座の企画の輪郭固め:アイデアを具体化して、企画書としてまとめていきます。
7 講座の企画のプレゼン①:企画書のプレゼンをします。批評し合って、足りないところ、改善が必要なところを見出します。
8 講座の企画のプレゼン②:改善点を修正した企画書のプレゼンをします。
9 番組の企画の芽出し:テレビの特集番組を企画するというのが2番目の課題です。自分の知識、経験を総動員して、関連する資料を探索して、アイデアをひねり出します。
10 番組の企画の輪郭固め:アイデアを具体化して、企画書としてまとめていきます。
11 講座の企画のプレゼン①:企画書のプレゼンをします。批評し合って、足りないところ、改善が必要なところを見出します。
12 講座の企画のプレゼン②:改善点を修正した企画書のプレゼンをします。
13 課題の設定:自分の興味・関心のある分野で課題を設定します。
14 課題学習:自分が設定した課題に関する企画書をまとめます。
15 企画書のプレゼント講評
その他
成績評価の方法及び基準 平常点(100%)
2回のスピーチ、3つの企画書とそれぞれのプレゼンを総合して評価して、平常点とします。
オフィスアワー 初回の授業で紹介します。

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