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科目名 | アメリカの教育 | ||||
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教員名 | 北野 秋男 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | アメリカの教育思想史の変遷 |
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授業のねらい・到達目標 | アメリカの教育は、日本と比べても多様で個性的である。しかしがら、現状のアメリカの教育はテスト主義であり、結果や成果を求める「ハイステイクス・テスト」となっている。「ハイステイクス・テスト」とは、テスト結果が高校卒業要件や学区・学校・教員評価に利用される試験のことである。なぜ、アメリカで、こうした事態が起きているのか。本講義では、アメリカの教育の歴史を思想史的に振り返り梨柄、子どもに「何を教え」「何を目標とし」、教育を行うのかを考える。 |
授業の方法 | 講義形式で授業を進めるが、場合によっては資料の講読やビデオなども鑑賞する。授業に関連する資料の講読、日米の教育観の違いなども討論してみたい。レポートは、参考文献の中からトピックを選んで提出する。テキストは授業内で利用するので、必ず購入すること。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 最終試験は実施する。試験以外には、レポートの提出が求められる。授業への参加が重視される。授業に出席しないと、これらの課題は提出できない。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | アメリカの植民地時代から独立期までの教育思想の変遷 |
3 | 独立期から19世紀末までの教育思想の変遷 |
4 | テストの始まりと普及(標準テストとIQテストの始まり) |
5 | 進歩主義教育の登場「知識から経験へ」 |
6 | 戦後の補償教育と平等教育の理論と実態・「レポート課題の説明」 |
7 | 多文化教育の始まりと課題 |
8 | 1983年「危機に立つ国家」の登場と学力低下 |
9 | 日本人の「頑張り精神」を見習うアメリカ-モデルとなった日本の教育 |
10 | ビデオ鑑賞「世界の学力向上政策」(感想文の提出) |
11 | アメリカのテスト政策(州統一テストの始まり)・ハイステイクス・テストの意味 |
12 | NCLB法から「頂点への競争」政策 「レポートの提出」 |
13 | 授業内試験 |
14 | 課題の整理と理解度の確認 |
15 | 総括とレポートの返却 |
その他 | |
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教科書 | 北野秋男 『日米のテスト戦略-ハイステイクス・テスト導入の経緯と実態』 風閒書房 2011年 第1版 なし |
参考書 | 北野秋男 『アメリカ公教育思想形成の史的研究』 風間書房 2003年 第1版 田中智志 『人格形成概念の誕生』 東信堂 2005年 第1版 田中智志 『社会性概念の構築』 東信堂 2009年 第1版 北野秋男 『現代アメリカの教育アセスメント行政の展開』 東信堂 2009年 第1版 なし |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(30%)、授業内テスト(60%) 試験、レポート、出席などで総合的に判断する。 |
オフィスアワー | 授業の開始前と終了後に実施する。メールアドレス:kitano@chs.nihon-u.ac.jp |