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科目名 | レクリエーション概論2 | ||||
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教員名 | 澤村 博 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 時代・背景の中でのレクリエーションと国立公園の役割 |
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授業のねらい・到達目標 | レクリエーション(Recreation)という言葉を教育の中で最初に用いたのは神学者・教育思想家であるマメニウス(Johann Amos Comenius 1592-1670)であった.彼は子供たちに勉強と勉強の間に「休み」を入れることにより教育効果が上がることを指摘した.「休み」とは単なる休みではなく,この中でplay「遊び」を積極的に取り込んだ.従ってこのような背景をもったレクリエーションは教育的色彩が強いものとなった.日本へはアメリカのYMCAを通じて紹介された.紹介当初「団体遊戯」と翻訳され、その後1932年頃「厚生運動」に翻訳が変更された.戦後、占領下時代に「レクリエーション」と片仮名で標記され,以後今日に至っている.本講義ではこの年代ごとに紹介されたレクリエーション活動に真意を明らかにする.さらに日本厚生協会(1938-1945)では厚生運動を実施する場所として国立公園を取り上げ,行軍・ハイキングなどを強力に奨励した.戦後環境庁が設立される迄,国立公園行政は厚生省で取り扱われた.本講義では,日本の国立公園とアメリカの国立公園を比較しながら国立公園の保護・管理について知見を深める. |
授業の方法 | 主として講義で行う.テーマによって3~5名のグループに分け,ワークショップにより問題の方向性を明らかにする.その結果に基づいてディベートにまで発展させ問題の本質を明確にする. |
履修条件 | 前期「レクリエーション概論1」の単位を取得していること. |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | レジャーの理論 |
3 | レクリエーション・プレーの理論 |
4 | 戦前のレクリエーションと厚生運動 |
5 | 占領下のレクリエーション |
6 | 講和条約以後のレクリエーション |
7 | 日米の国立公園の設立の背景 |
8 | 日米の国立公園の比較 |
9 | 日米の国立公園と環境問題 |
10 | レクリエーション運動の問題点を考える |
11 | 国立公園の問題点を考える |
12 | ディベート(1) |
13 | ディベート(2) |
14 | ディベート(3) |
15 | 試験・レポート |
その他 | |
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教科書 | 澤村 博/近藤 克之 『これからのレジャー・レクリエーション - 余暇社会に向けて (改訂版)』 弓箭書院 2013年 |
参考書 | A.トフラー 『第三の波』 日本放送出版協会 1980年 その他の著者等は授業中その都度紹介する. |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(30%)、授業参画度(30%)、ワークショップ・ディベート(40%) 総合的に評価する. |
オフィスアワー | 授業後アポイントメントをとる. |
備考 | 授業時間内はNo talk,No drink,No eat. |