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科目名 | 同位体地球科学 | ||||
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教員名 | 山中 勝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 同位体情報から読み解く地球科学の諸現象について学習する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 地球科学研究で用いられる同位体に関する基礎知識を理解するとともに,安定同位体および 放射性同位体を用いて求められる年代測定やと物質循環といった地球における諸現象につい て学習する。陸水の水質組成の基礎について学習する。 学科プログラムの学習・教育目標「(D)専門技術」に寄与する。 |
授業の方法 | 配布プリントを使って、板書により授業を行う。適宜、PCプロジェクターなどによって図や 写真をできるだけ多く示し、具体的なイメージをもって理解できるようにする。また、下記 の授業以外に野外実習を行う場合がある。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習として授業時に出す課題を行い、次回授業時に提出すること。 |
授業計画 | |
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1 | 授業の進め方について |
2 | 同位体の基礎 |
3 | 平衡における同位体効果(1) |
4 | 平衡における同位体効果(2) |
5 | 動的同位体効果(1) |
6 | 動的同位体効果(2) |
7 | 酸素・水素安定同位体組成から見た水循環(1) |
8 | 酸素・水素安定同位体組成から見た水循環(2) |
9 | 炭素の安定同位体地球化学 |
10 | 硫黄・窒素の安定同位体地球化学 |
11 | 放射性同位体による年代測定(1) |
12 | 放射性同位体による年代測定(2) |
13 | 同位体を指標とした二成分混合 |
14 | 環境指標としての同位体組成 |
15 | 達成度の確認 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。適宜プリントを配布する。 |
参考書 | 酒井均,松久幸敬 『安定同位体地球化学』 東京大学出版会 1996年 Gunter Faure and Terese M. Mensing, Isotopes Principles and Applications, John Wiley & Sons, 2005, 3 edition Ian Clark and Peter Fritz,, Environmental Isotopes in Hydrogeology, Lewis Publishers, 1997 兼岡一郎 『年代測定学概論』 東京大学出版会 1998年 J.ヘフス 著/和田秀樹,服部陽子 訳 『同位体地球化学の基礎』 シュプリンガー・ジャパン 2007年 永田俊,宮島利宏 編 『流域環境評価と安定同位体 水環境から生態系まで』 京都大学出版会 2008年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(75%)、提出された課題(25%) 試験および提出された課題から総合的に判断し,60点以上を合格とする。 <達成度評価基準>※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 1.地球科学研究で用いられる同位体に関する基礎知識を習得している。(2~6) 2.安定同位体を指標とした地球科学研究の基礎知識を習得している。(7~10) 3.放射性同位体を指標とした年代測定の基礎知識を習得している。(11,12) 4.地球科学の諸現象について同位体を指標とした解析方法を理解している。(13,14) |
オフィスアワー | 随時 環境地球化学研究室(8A305) |