社会福祉原論２

授業テーマ	社会福祉の基本的知識の習得
授業のねらい・到達目標	社会福祉は、一定の歴史的生成と発展を経て、それ自体の機能と目的をもって存在する一つの社会制度である。しかし、それはまた、さまざまな人々のニーズに対して行われる実践的な営みでもある。このような営みは、何よりも国民一人ひとりの自己実現と社会的公正の確保に基づくものでなければならないし、社会福祉の目的もまたここにあるといえる。したがって、社会福祉原論２の授業では、社会福祉の制度的体系や福祉政策、社会福祉サービスの提供や利用、社会福祉政策とソーシャルワーク、さらには福祉政策の国際比較や社会福祉の今後の課題・展望等々の講義を通して、社会福祉の基本的枠組みと基礎的な知識の習得を図ることを目的とする。
授業の方法	授業は基本的には講義形式によって進めるが、授業の内容については極力平易なものとし、それぞれの学生の理解可能なものとしたい。
履修条件	「社会福祉原論１」を履修していること。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	特になし

授業計画
1	福祉政策の調整と展開
2	高度経済成長と日本の社会福祉システム
3	第一次オイルショックと福祉政策
4	少子・高齢化時代の福祉政策
5	社会福祉政策の進展（１）
6	社会福祉政策の進展（２）
7	社会福政策から社会福祉改革へ
8	社会福祉制度と福祉サービス（福祉サービスの提供とサービス利用）援助活動）
9	社会福祉の主体と手法
10	社会福祉資源の配分システム
11	社会福祉制度の体系と構造
12	社会福祉政策とソーシャルワーク
13	社会福祉活動とソーシャルワーク活動の展望
14	海外の福祉政策
15	社会福祉（政策）の課題と展望（総括とまとめ）

その他
教科書	大橋謙策・白澤政和編著『現代社会と福祉（MINERVA社会福祉士養成テキストブック）』ミネルヴァ書房 2012年第１版
参考書	授業の中で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準	平常点(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(20%) 第13回もしくは第15回に授業内試験を行う。
オフィスアワー	今泉研究室毎週火・水・木の昼休みおよび放課後
備考	前期に「社会福祉原論１」を履修しておくこと授業は、しっかりとした目的意識をもって、主体的・意欲的に参加してもらいたい。私語は厳禁する。（社会福祉コース関連科目）社会福祉コース生は３・４年次対象