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英米文学特殊講義5

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科目名 英米文学特殊講義5
旧カリキュラム名 英米文学特殊講義Ⅲ
教員名 大橋 洋一
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 文学批評理論研究1
授業のねらい・到達目標 現代の文学批評理論の概要を学び、それぞれの理論の文学作品への適用例を考察し、みずから多様な方法を駆使して文学作品を考察できるようなる。
この授業では、批評理論のなかでも言語系の理論を中心に扱う。
授業の方法 基本的に講義形式で、各文学理論の概要を説明する。また特定の作品を指定し、各理論に依拠した分析・考察法を解説する。その際、適宜、演習形式を取り入れて、実際に作品の分析を試みてもらう。また毎回、授業後、コメントあるいは質問を提出してもらう。方法は授業時に指示する。
履修条件 特になし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 文学理論あるいは批評理論についての予備知識は必要ない。
初回に紹介する文学作品(複数だが5作品は超えない。またジャンルは詩、小説、演劇にわたる)については、第3回あるいは第4回までには読んでおくことが望ましい。
授業計画
1 イントロダクション:授業内容と授業計画の説明。20世紀から21世紀にかけての文学理論の流れを解説。
2 Englishの誕生
3 アメリカ新批評1:理論と歴史
4 アメリカ新批評2:精読の問題
5 ロシア・フォルマリズム
6 ドイツ受領理論
7 アメリカ読者反応論:受容理論の新展開
8 フランス構造主義1:理論と歴史
9 フランス構造主義2:物語論
10 ポスト構造主義1:脱構築1
11 ポスト構造主義2:脱構築2
12 ポストモダン理論1
13 ポストモダン理論2
14 まとめ1
15 まとめ2
その他
参考書 Julie Rivkin, Michael Ryan, Literary Theory: A Practical Introduction, Blackwell, 2007, 2 edition
Lois Tyson, Using Critical Theory: How to Read and Write About Literature, Routledge, 2011, 2 edition
毎回、批評理論については多くの文献を紹介する。また日本語の参考書は、現時点で2014年4月以降に出版予定のものなので、授業時に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
出席は重視する。
オフィスアワー 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡してください。

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