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科目名 | 社会心理学研究2 | ||||
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教員名 | 坂本 真士 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 社会的認知研究の発展と共に、社会心理学での理論や知見から、精神的不適応について明らかにしようとする動きが盛んになってきた。実際、抑うつ、不安など広範囲の精神疾患の生起には、自己や対人関係の問題が関与している。また、精神的不適応の生起には文化や社会的要因も関連している。本科目では、社会的認知から文化・社会的要因まで幅広く社会心理学をとらえ、精神的不適応に関連する社会心理学的アプローチについて解説する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 実際の研究例を通して、適応についての社会心理学的アプローチの仕方、方法論、現場との協力のあり方についての知識を習得する。また、各自の研究テーマと関連させて考察を深め、研究テーマに反映させることを目的とする。 |
授業の方法 | 論文などの資料を事前に渡すので、それらについて事前に読み、発表してもらう。また、ディスカッションを行う。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション |
2 | 社会心理学および臨床心理学のそれぞれの歴史について1 |
3 | 社会心理学および臨床心理学のそれぞれの歴史について2 |
4 | 社会心理学と臨床心理学のインターフェイスの過去・現在・未来 |
5 | 自己理論と社会心理学研究および臨床心理学への展開1 |
6 | 自己理論と社会心理学研究および臨床心理学への展開2 |
7 | 認知行動療法と社会心理学との関連について1 |
8 | 認知行動療法と社会心理学との関連について2 |
9 | 自殺に関する地域における研究1 |
10 | 自殺に関する地域における研究2 |
11 | 予防についての研究と実践1 |
12 | 予防についての研究と実践2 |
13 | マクロの社会心理学と適応について1 |
14 | マクロの社会心理学と適応について2 |
15 | まとめ |
その他 | |
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参考書 | コワルスキ,R.M.,& リアリー, M. R. 『臨床社会心理学の進歩』 北大路書房 2001年 坂本真士・丹野義彦・安藤清志 『臨床社会心理学 (実証に基づく臨床心理学)』 東京大学出版会 2007年 坂本真士 『抑うつと自殺の心理学:臨床社会心理学的アプローチ』 金剛出版 2010年 授業内で適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(100%) |
オフィスアワー | 木曜2限、研究室にて |