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科目名 | 国際情勢1 | ||||
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旧カリキュラム名 | 国際情勢1 | ||||
教員名 | 青木 一能 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 国際社会の構造的変容-冷戦時代における国際情勢の基本的枠組み |
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授業のねらい・到達目標 | 近年の国際情勢の激動を理解するために、20世紀の国際的政治経済の構造に関する基礎的認識を習得することを狙いとする。つまり、21世紀のグローバリゼーションと呼ばれる国際社会の動向は冷戦の終結を一大契機としている。したがって、本講座では第二次大戦後から約半世紀にわたって国際社会を規定した冷戦時代の構造とその展開に焦点をあてて講義する。またその過程において、日本がどのような内政と外政を経てきたかを併せて検討する。 |
授業の方法 | 授業方法は講義を中心とするが、講義の開始前に先の週での講義内容に関して、あるいは時々の国際的なトピックスに関するミニ・レポート形式で筆記テストを行う。その成績も最終的な評価に加算されることになるので、講義の復習や最新国際ニュースへの情報収集を各自で必ず行ってほしい。 |
履修条件 | 私語や居眠りなど、教室での学習意欲を削ぐ行為は厳に慎んで欲しい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 本授業は時々の時事解説も交えるため、常に新聞やニュースなどを読聞しておくことが必要。またシラバスに沿って事前に関連文献や資料などに目を通すことを奨めたい。 |
授業計画 | |
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1 | 国際情勢に関する基本的アプローチ-国際情勢の発生原因への視点 |
2 | 21世紀と20世紀の相違点-国家の時代から国家機能の変質の時代へ |
3 | 20世紀国際社会の構造的規定要因-冷戦の原因とその影響 |
4 | 冷戦の本質-「自由」と「平等」の闘い |
5 | 冷戦の拡大-欧州からアジアへ |
6 | 冷戦と日本-米国による対日占領政策の変遷と今日的影響 |
7 | 冷戦下の熱戦-朝鮮戦争からベトナム戦争へ |
8 | 南北問題の浮上-AA会議から非同盟会議のインパクト |
9 | 第一次石油危機の発生原因と国際的影響-新国際経済秩序構想の浮上 |
10 | 核のタテとヨコの拡散-抑止概念と代替エネルギー開発の関係性 |
11 | デタント下の新冷戦-アフリカの紛争と米ソ超大国の角逐 |
12 | ペレストロイカの影響と冷戦終結へ-新自由主義のグローバル化 |
13 | 期末授業内試験 |
14 | 冷戦終結後の紛争の多発化-21世紀国際社会の課題 |
15 | 半期の講義を振り返っての総括 |
その他 | |
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教科書 | 青木 一能 『手にとるように現代史がわかる本』 かんき出版 2010年 上記の本に沿って講義を行うので可能な限り毎回携帯し、事前・事後の読書をする。 |
参考書 | 青木 一能 『グローバリゼーションの危機感理論』 芦書房 2006年 授業中に指示する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、平常点(30%) 毎回行われるミニ・テストの受験は、定期試験の受験資格になるので、必ず毎回うけること。そのミニテストも重要な評価基準になるので注意してほしい。 |
オフィスアワー | 火曜日16:30以降、木曜日11:00~12:00 |