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中古文学特殊研究1

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科目名 中古文学特殊研究1
教員名 阿部 好臣
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 『源氏物語」と仏教 多義的な理解から作品主題へ
授業のねらい・到達目標 『源氏物語』の作品内に表れる仏教語彙の検討から作品を貫流する思念を探る。作品の主題が多義的に形成されていることを知り、それを具体的に炙り出す方法が探れるようになる。
授業の方法 具体的に作品に則して、関連語彙の抽出と、その理解(古注釈書・仏典などの調査と解読)を、先行研究などを参照しつつ、掘り下げる。
授業計画
1 問題のありかたの概観
2 公的な仏事に関わる事柄の検討(1)概観
3 公的な仏事に関わる事柄の検討(2)法華八講
4 公的な仏事に関わる事柄の検討(3)法華八講の淵源と『源氏物語」
5 出家とは(1)作品内の事項の分析
6 出家とは(2)作品内の僧侶の分析
7 出家とは(3)作品内の出家者の分析
8 仏教関連事項の検討(1)善見太子(1)
9 仏教関連事項の検討(2)善見太子(2)
10 関連仏典の解読(1)
11 関連仏典の解読(2)
12 仏教関連事項の検討(3)常不軽行(1)
13 仏教関連事項の検討(4)常不軽行(2)
14 先行研究の総括との比較検討
15 総括
その他
参考書 プリントなどの用意はする。各自が調べた資料、などが検討材料となる。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(60%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了後

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