文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 国文学専攻 > 上代文学特殊講義1
日本大学ロゴ

上代文学特殊講義1

このページを印刷する

科目名 上代文学特殊講義1
教員名 遠山 美都男
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 『日本書紀』の叙述と構想
授業のねらい・到達目標 『日本書紀』全30巻は養老4年(720)に成った我が国最初の本格的な史書である。これがいったいどのような意図と構想によって叙述されているかを具体的に読み解いていく。
今回は推古天皇の時代以降、大化改新前夜を取り上げる。推古天皇紀に関しては聖徳太子の伝記、皇極天皇紀をめぐっては藤原鎌足伝にも目を配りたい。
授業の方法 受講生諸君と毎回少しずつ『日本書紀』を読みすすめ、研究上の問題点を指摘・解説し、質疑応答の中で調査・検討すべき課題があれば、そのつど当番を決めて発表に取り組んでもらう。
授業計画
1 ガイダンス(参考文献の紹介、調査・研究の方法など)
2 推古天皇紀の講読と研究(1)
3 推古天皇紀の講読と研究(2)
4 推古天皇紀の講読と研究(3)
5 推古天皇紀の講読と研究(4)
6 推古天皇紀の講読と研究(5)
7 推古天皇紀の講読と研究(6)
8 舒明天皇紀の講読と研究(1)
9 舒明天皇紀の講読と研究(2)
10 舒明天皇紀の講読と研究(3)
11 皇極天皇紀の講読と研究(1)
12 皇極天皇紀の講読と研究(2)
13 皇極天皇紀の講読と研究(3)
14 皇極天皇紀の講読と研究(4)
15 まとめと展望
その他
教科書 坂本太郎・家永三郎・井上光貞・大野晋 『日本書紀(四) (岩波文庫)』 岩波書店 1995年
参考書 遠山美都男 『天武天皇の企て 壬申の乱で読み解く日本書紀 (角川選書)』 角川書店 2014年
遠山美都男 『日本書紀の読み方 (講談社現代新書)』 講談社 2004年
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
出席状況や授業中の発言・発表、取り組み方などにより総合的に判断する
オフィスアワー 授業終了後

このページのトップ