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授業テーマ	韓国・朝鮮の文化・社会・歴史
授業のねらい・到達目標	歴史的に地理的に日本にもっとも近い隣国、韓国・朝鮮の文化・社会・歴史について多角的に学ぶ。韓国・朝鮮は、中国文化を日本に伝える単なる回廊ではなく、独自の世界観、精神世界を形成する東洋の一国であることを再確認し、その独特の文化、民族の歴史について考える。隣国を深く理解する２１世紀のパートナーシップとは何かを探る。
授業の方法	講義科目であるが、できるだけ映像資料も用いながら、視覚的な理解も心がけたい。身の回りの韓国、朝鮮の話題などもできるだけとりあげ、日常のなかに、多くの問題や課題を発見できるようにしていきたい。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業時に配布する資料を熟読すること。

授業計画
1	〈オリエンテーション〉韓国・朝鮮の呼称の歴史的変遷
2	〈隣人からみた日本〉韓国・朝鮮人の対日感情の変遷
3	〈ハングルの歴史〉ハングルの成立とアジア史における意義
4	〈古代における日朝交流〉古代における日本と朝鮮半島の交流
5	〈韓国・朝鮮の民俗芸能〉タルチュム、パンソリ、農楽
6	〈韓国・朝鮮の食文化〉食事作法、食習慣、キムチの歴史
7	〈韓国・朝鮮の宗教〉キリスト教、仏教、儒教、シャーマニズム、天道教
8	〈豊臣秀吉の朝鮮侵略〉戦争の被害とその影響、朝鮮の倭城
9	〈儒教の世界〉朝鮮儒教の伝統と文化
10	〈江戸時代の朝鮮通信使〉近世の日朝友好の歴史
11	〈東学農民戦争と日清戦争〉日本軍の朝鮮王宮占領、東学農民、日清戦争
12	〈日露戦争・「韓国併合」〉日露戦争、抗日義兵闘争、朝鮮の植民地化
13	〈三一独立運動〉植民地下最大の民族独立運動、非暴力平和運動
14	〈理解度の確認〉
15	〈総括〉まとめ

その他
教科書	必要に応じてプリントを配布。
参考書	『朝鮮を知る事典』平凡社 2000年『向かい合う日本と韓国・朝鮮の歴史　前近代編・下』青木書店 2006年
成績評価の方法及び基準	試験(70%)、平常点(30%)
オフィスアワー	質問は授業の前後に教室で対応します。