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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
イギリス社会論 | ||||
教員名 | 村井 佳世子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 英国社会の構造と特質 |
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授業のねらい・到達目標 | 学生が現代英国社会の構造と特質、英国民の生活や英国文化の様相についての知識を習得し、各自の専門領域の研究の一助とすること、また特に教職を目指す者が、担当教科に関する興味や理解を深めさらに学識を広めることが目標である。また英国や米国関連の最新情報を確認し合い、世界の動向について知見を広める。さらに学生が授業内で積極的に発表する機会を持つことで自らの表現力を身につける。 |
授業の方法 | 授業は学生による発表が中心で、自主的な発表が評価につながる。英国・米国関連の最新情報を毎週確認し、学生は英国について書かれた英文テキストを各自授業外で読み要旨を発表し、またe-learning学習システムBlackboardを利用し、授業外で課題に取り組み授業で発表する。グループ課題も予定している。授業内容には、概ね下記の授業計画にあるトピックを扱う。 |
履修条件 | 前期第1回目の授業に必ず出席すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業は主に学生による発表と講義で構成される。この授業は学生の自発的・積極的学習姿勢なしでは成立しないので、学生は授業中はもちろんのこと、授業外でも自主的に課題に取り組むことが要求される。またe-learning システムBlackboardを活用するので、学生は開講中毎週授業外で当授業のページにアクセスして学習する必要がある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス、英国の正式名称、地理的区分 |
2 |
一国四地域の特質・地域的特質 テキスト:第1章 グループ決定&グループタイム |
3 |
英国人の民族的特性:British 対非British テキスト:第3章 |
4 |
英国人の意識と特質:家族、男女の社会的役割、ユーモア精神 国民性:文化多元主義・保守性・個人主義など グループタイム |
5 |
現代の階級制度 テキスト:第4章 |
6 |
英国の教育:教育制度と戦後の教育変遷史 テキスト:第5章 |
7 |
英国の教育:公立学校と私立学校 テキスト:第6章 |
8 |
英国の王室 テキスト:第8章 グループ発表第1回 |
9 |
北アイルランド問題 テキスト:第9章 グループ発表第2回 |
10 |
英国連邦 テキスト:第13章 グループ発表第3回 |
11 |
EUと英国、その他 テキスト:第15章 グループ発表第4回 |
12 |
スコットランドの独立 グループ発表第5回 |
13 |
多民族社会と英国(移民と難民問題) グループ発表第6回 |
14 |
英国女性の社会的地位と変化 まとめ |
15 | 到達度の確認と発表についての講評 |
その他 | |
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教科書 | Tim Knight 『Welcome to Britain』 音羽書房鶴見書店 2012年 第初版 毎回授業のトピックに合わせて順不同で読むよう予習するべき章を事前に知らせます。前述のとおり、学生は毎週テキストを授業外できちんと熟読し要旨を発表します。 |
参考書 | 下楠昌哉 『イギリス文化入門』 三修社 2012年 第3版 黒岩徹 岩田託子 『イギリス (ヨーロッパ読本)』 河出書房新社 2007年 川成洋 長尾輝彦 『現代イギリス読本』 丸善出版 2012年 西川吉光 『イギリス学入門』 萌(きざす)書房 2012年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業内テスト(50%) 出席状況は0%としていますが、全授業出席が前提です。出席は毎回とります。平常点では、授業内で行うテキスト読み発表、個人課題発表、さらにグループ発表の評価がポイントで加算されます。出席や授業での学習態度も平常点に含まれます。グループ活動では、各学生がグループのメンバーと協力して課題に取り組む積極的な姿勢と自覚が必要です。したがって成績は授業内での学生のパーフォーマンス(学習行動)と到達度確認の授業内テストによって決定します。 |
オフィスアワー | 授業前後5分間。また必要に応じて申し出により別に対応いたします。 |
備考 | 授業内で発表する機会が多々あります。教科書の予習だけでなく、授業外で各学生が自主的にBlackboardで資料を読んだり課題に取り組んだりする意欲と時間が必要です。前述のように、グループで継続的に課題に取り組むため、就職活動や各種実習以外欠席はしないよう心がけてください。 |